
東京の人気の街・中目黒の路上にたびたび、謎の食パンが放置される問題が起きています。番組は食パンを捨てる人物を直撃取材しました。
近隣マンションではハトの糞が…
個性的なカフェやショップが集まる、東京屈指のおしゃれタウン・中目黒。春には桜が咲き誇るこの人気の街に今、異変が起きています。
中目黒駅のそばの歩道には、桜まつりの旗が掲げられる中、ガードレールには食べ物を放置しないよう呼びかけるポスターが貼られています。
「歩道、植え込みに食べ物・ごみを放置しないでください。ネズミ、衛生害虫等が増える原因になり不衛生です」
住民などからの情報提供で、食パンが捨てられていることを把握した目黒区は、ポスターを設置しました。
目黒区保健所
「どなたかが定期的にまいているものと思われます」
ポスターが張られている通り沿いを調べると、放置された食パンを次々と発見。
調べてみると、山手通り沿いの歩道約800メートルのエリアに、数日置きに8枚切りの食パンが捨てられていることが分かりました。
近隣のマンションではベランダにハトが飛来し、糞をするなどの被害が発生しています。
50代
「カラスが来たりとか、そういう衛生上の問題があるのではと思う。見た目もよくないですし」
10代
「臭そうだから迷惑だなと思う」
ネズミに害虫も…
中目黒でデザイン会社を経営する男性は、ステッカーを制作して謎のパンに関する情報提供を呼びかけながら、清掃ボランティアを行っています。
清掃ボランティアを行う COMOさん
「ここにちょっと穴があるの分かりますか。ネズミの巣で、ここ待っていたらネズミが顔を出します。パンを見つけてはこっちに持って帰ってきたりする様子を見たことがあります」
この日は30分ほどで、袋がパンパンに。回収した食パンの枚数は…なんと33枚。8枚切りの食パンで4袋から5袋にもなります。
「パンなので腐ってしまいますし、ネズミとかその他の動物たちが食べたり、いろいろな害虫が湧いてしまうので、やめてもらいたいなと思っています」
女性を直撃
一体、誰が何のために食パンをまいているのでしょうか。男性は高齢の女性が食パンを捨てているのを目撃しています。なぜ捨てているのか尋ねると…。
「(Q.お母さんかなと思っていたのですが、違いますか?)違います。何で私にそんなこと聞くの。やっと生きているものに対して。一生懸命生きているのに」
番組スタッフも取材中に大きな袋を持ち歩く高齢女性を発見。おもむろに袋に手を入れると、食パンを投げ捨てます。
別の日も袋から食パンを取り出して、杖で植え込みに隠しています。直撃すると…。
「(Q.今食パンを捨てたが?)ここに入れました」
「(Q.今後やめてもらえないか)はい」
食パンをもう捨てないと答えた高齢女性。ただ、何のために捨てているかは明かしませんでした。
(2026年3月27日放送分より)
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