AI時代に必要な思考力 瀬戸内海の島で小中学生が学ぶ アートと自然に触れ合い交流

AI時代に必要な思考力 瀬戸内海の島で小中学生が学ぶ アートと自然に触れ合い交流
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 教育現場でもAIの活用が当たり前になった今、春休み中の小中学生たちが瀬戸内海の島で、自然やアート作品と触れ合いながら「自ら考え続ける力」を学びました。

【画像】かつて産業廃棄物の大規模な不法投棄があった香川・豊島

「アートの島」直島

「アートの島」香川・直島
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 大阪からやって来た小学5年生のすずさん。向かった先は、香川県と岡山県の間に位置し、多くの芸術作品が点在する「アートの島」直島です。

 26日、全国から集まった小中学生たちが参加した1泊2日のプログラム。テーマはAI時代に必要な思考力です。

大阪からやって来た小学5年生のすずさん
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 最初に訪れた美術館で、熱心にメモを取るすずさん。

「どういう意図で丸く、色んな木を使って、こういう作品を作ったのか」

「瀬戸内海に浮かんでいた流木で作られた作品」
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 見学したのは瀬戸内海に浮かんでいた流木で作られた作品です。自ら感じたことを伝え合い、考える力を養います。

「適当に並べた感じに見えるけど、じっくり観察したら色んな形が見えてきて、そこに意味があるのかなと思った」

「不法投棄の島」豊島

 次の舞台は、同じく瀬戸内海に浮かぶ豊島です。

キーワードを出し合って1日を振り返った初日
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 到着後、キーワードを出し合って1日を振り返った後は、豊島に住む人たちと交流し、初日が終了しました。

廃棄物対策豊島住民会議 石井亨さん
「当時ごみがどれくらいあったか。東側だと、廃棄物の層の厚さは18メートルを超える、5階建てのビルぐらい」

1990年の香川・豊島
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 かつて産業廃棄物の大規模な不法投棄事件が起きた豊島。その跡地で再生までの道のりを学び、人間の責任や挑戦の物語を捉え直します。

 最後に、すずさんらはこの2日間を通して考えたことを伝え合いました。

すずさん
「身近なことをよく改めて考えてみると、自分の知らなかった新しい発見が見つかるかもしれません。私は今後、当たり前の存在について、時々深く考えていこうかなと思いました」

大分から あきひろくん 中学1年生
「問いがいっぱい出てきて、次はどんな問いが出てくるのかとワクワクしました。とても濃い時間が過ごせたと思っています」

2日間を通して考えたことを伝え合う
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 企画したベネッセの担当者、ベネッセ教育総合研究所の庄子寛之主席研究員はこう話します。

「テーマはAI時代の思考力を育てる。AIだと問いがないと答えを出してくれないので、問いを作るということをできるような子に育ってほしい」

(2026年3月30日放送分より)

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