三権分立に反する?反しない? 「国民会議」は立法府に属するのか行政府に属するのか参政議員「おかしくないですか」と追及「後々大きな問題になる気がする」

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参政・安藤議員
【映像】参政議員が「おかしくないですか」と追及する瞬間
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 30日の参議院予算委員会で、参政党の安藤裕議員が、消費税減税などを議論する社会保障国民会議が三権分立上問題ないかどうかを問いただした。

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 参政党の安藤裕議員はまず、「国民会議は行政府に属する組織なのかそれとも立法府に属するのか、憲法上の性格をお伺いしたいと思います」と質問した。

 これに対し、城内実国務大臣は、「社会保障国民会議は立法府や行政府のいずれかに属するのではなく、参加各党と政府による共同開催としたところです。いずれにしましても国民会議の議論を経て、最終的には政府としての案を決定し、必要な法案については国会に提出した段階で十分なご審議をお願いすることになると考えておりまして、これは、数で押し切るのではなくむしろ民主的なプロセスを重層的かつ丁寧に行うもので、憲法の三権分立の精神に反するのではございません」と回答した。

 これを受けて安藤議員は「三権分立の考え方に反するものではないとおっしゃいましたけれども、立法府でもなくて行政府でもないですよね。おかしくないですか、おかしいと思っている方、いらっしゃらないですか」と議場内を見渡した。

 続けて「総理大臣が主催する会議に、行政府に属しない国会議員が入るわけですよ、これ国会でもなければ政府でもないですよね。こういう会議をこれまでやってこなかったにはやっぱり理由があるんじゃないでしょうか。行政府は行政府でしっかりと議論する、立法府は立法府で議論する。行政府が出してきた案は立法府に来て立法府で国会で議論をする。こういう建前をしっかり守っていかないとそれぞれの権力の抑制がきかないだろうと、これが憲法の要請している三権分立ではないかと思いますけれども、これに対する検討はきちんとなされたんでしょうか」と重ねて質問した。

 城内大臣は、「社会保障国民会議の親会議は官邸で行い、下にある実務者協議の会議および有識者会議は議員会館で行うもので、何かこの政府の会議というものではなく、三権分立の精神に反するというようなことにはあたらないと考えております」と答えた。

 安藤議員が「じゃあそれは議員会館で行われているものは、政党間協議であるということですか」と問うと

 城内大臣は「実務者協議は議員会館で政党間を中心に、私も参加していますが政府は政府の立場でいろいろな事実関係の問い合わせ等があった場合にお答えできるように、参加しております。そしてちょっと訂正ですが、有識者会議は民間の会議場を使っております。したがいまして、ご指摘のような政府が主導するような会議体ということにはあたらないと考えております」と答えた。

 さらに安藤議員が「実務者協議に城内大臣は大臣として出席されているのか、衆議院議員として出席されているのかどちらでしょうか」と問うと城内大臣は「私は大臣として出席しておりますし、事務方も政府の一員として出席しています」と回答。

 これに安藤議員が「城内大臣は主催側ですか」と質問すると、城内大臣は「これ立法府や行政府のいずれかに属するのではなく、参加する公党と、政府による、共同開催という形になっております」と述べた。

 安藤議員は「たぶんこれちゃんと整理しておかないと後々大きな問題になるような気がいたします。幸か不幸か我々参政党は呼ばれておりませんけれども、きちんと整理をしていただきたいと思います」と述べた。(ABEMA NEWS)

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