紛失防止タグ悪用しストーカー 警察への相談は6倍に 被害男性が恐怖を語る

紛失防止タグ悪用しストーカー 警察への相談は6倍に 被害男性が恐怖を語る
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 池袋のポケモンセンターで女性が刺殺された事件では、元交際相手による執拗(しつよう)なストーカー行為が明らかになっています。こうした中、今問題となっているのは、紛失防止タグを悪用した見えない追跡です。番組では被害を訴える男性を取材しました。

【画像】不審な電話 残された留守電には「殴って殺すぞお前」

恐怖「気づけない」

被害男性(40代)
「エアタグ付いてることなんか、分からないじゃないですか。だから一応、見られる範囲は見たんですけど、他にもし付いてたら分かんないよねっていう」

位置情報を把握する紛失防止タグ
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 鍵や財布などに取り付けて、位置情報を把握する紛失防止タグ。ストーカー事案で悪用されるケースが急増しています。

 警察庁によると、相談件数は去年1年間で679件に上り、3年前と比べて6倍に増えています。

相談件数は3年前と比べて6倍増
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 番組は、被害を訴える男性に話を聞くことができました。

「信号待ちで止まった時に、ここに普段、携帯を置いてるんですけど、ピコンって鳴って。エアタグ(紛失防止タグ)が発見されましたって言ってたんで、意味が分からなかった」

 車の運転中に突然、男性のスマートフォンに表示された「エアタグがあなたの近くで見つかりました」という表示。何かの間違いだと思い、運転を続けると異変がありました。

「エアタグが近くで見つかりました」と表示
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「1回目は消してしまったんですけど、1時間後にまた出て、また違う経路が、僕がその1時間内で走ったのが表示されたので怖いなと思って。その後も次の日も次の日も出るじゃないですか、表記が。ずっと通知が来るんで。走るたびに。これつけられてるなって」

 覚えのない紛失防止タグに関する通知。恐怖を感じた男性は近くのガソリンスタンドに行き、車体のあらゆる場所を探してもらいました。

「(Q.下の溝も見た?)そうですね、そういう所怪しいなと思って。(ジャッキで)持ち上げてですね。こういう所(溝)とかも全部探していただいて、バンパーの奥とかも中も全部上げて見ていただいたんですけど、時間としてはもう30分以上ずっと探しました」
「(Q.それで見つからない?) 見つからなかったです。だから、もう大丈夫かなというのはあった」

「殴って殺すぞ」暴言

 車のプロにも調べてもらったことで、その日は安心しましたが、不審な出来事は翌日以降も続きます。

不審な出来事は翌日以降も続く
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「次の日から嫌がらせの電話が非通知であって、留守番電話も怒鳴っている、意味分からない言葉をしゃべっている留守番電話が、きのうもあったんですよ、現に。(相手は)女性の方なんですけど、もう意味が分からないんですよ」

 連日、男性の携帯電話にかかってくる不審な電話。留守電に残っていた音声を聞かせてもらいました。

女性からの留守番電話
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女性からの留守番電話
「殴って殺すぞお前。お前らいくつなんだよ」
「いきなり電話切るのをやめてほしいですよ。なんでそうやってすぐ切るんですかね?やり返しますよ」

 男性が声や電話の内容から推測したところ、かつて一緒に仕事をしていた女性の可能性があるということですが、その後は会っておらず、動機も分からないということです。

一緒に仕事をしていた女性の可能性
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 男性はすでに住所や携帯番号を特定されていて、家族や身の周りにも危険が及ぶことを恐れています。

「僕自身はもう結構、これが限界になってきたので、精神的にも来てるので、ちょっと警察に相談しようかなとは思ってます」

 警察庁は、ストーカーだと思ったら勇気を出して最寄りの警察署に相談してほしいと呼びかけています。

(2026年3月31日放送分より)

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