異例事態「すごいこと起きた」“1票差の町長選”再点検へ 栃木県那須町

異例事態「すごいこと起きた」“1票差の町長選”再点検へ 栃木県那須町
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 その差、わずか「1票」でした。大接戦となった町長選挙。敗れた候補者は票の「数え直し」を訴えています。一体、どうなるのでしょうか。

【画像】「初めてのこと」行政も驚きの事態

異例事態「すごいこと起きた」

町民(60代)
「すごいことが起きた。いろんな人が、この話題について話している」

 町民も…行政も、驚いています。

町民も…行政も、驚いている
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那須町 総務課 池沢秀勝課長
「那須町では過去に、こういった事例はなかった。初めてのこと」

わずか1票差
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 栃木県那須町。自然豊かなリゾート地として知られるこの町で今問題となっているのは、9日前、今月22日に実施された那須町の町長選。現職の平山幸宏さんが3回目の当選を果たしましたが、この結果について5日後に、再点検=票の数え直しをするというのです。

 選挙実施から2週間後の異例の再点検。一体、何があったのかというと…。

 1万人以上が投じた票が、ほぼ真っ二つに…。この結果に、異議を申し立てたのが、わずか1票差で2位だった小山田典之さんです。

異議を申し立てた小山田典之さん
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「(結果に)『驚いた』ほうが大きかった。その後に、だんだん悔しさが出てきた。“受け入れられなかった”というのが本音。こんなことが本当にあるのか、間違いじゃないのか」

 開票に誤りがあった可能性はあるのでしょうか?町の総務課に聞きました。

開票に誤りがあった可能性は?
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池沢課長
「トータルすると3回、名前をチェック。トリプルチェックしている」

合わせて3回確認
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 那須町によると、今回の開票では職員が交代するかたちで合わせて3回、目視による確認が行われたといいます。

「選挙管理委員会としては、ここまでチェックしているので(誤りは)あまり考えられないが、それも含めて再点検をする」

無効票が140票
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 今回、投票者の総数は1万566人。そのうち平山氏が5099票、小山田氏が5098票、3位だった候補が229票で、無効票が140票でした。

 1票差で落選した小山田さんが疑問視するのは、この「無効票」の扱いです。

無効票に、本来なら有効票とみられるものがあった?
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池沢課長
「(小山田氏側から)“無効票の中に、本来なら有効票とみられるものがあったのではないか”“そういったものの点検をお願いしたい”と申し出があった」

小山田さん
「何かの間違いがあるかもしれないし、そういった誤差が出て、この1票差になったと思う。そこは真実をしっかり明確にしていただきたい」

“1票差の町長選”再点検へ

次点だった候補が異議申し立てを行い再点検
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 実はわずか“1票差”で再点検を行ったケースが、過去にも…。

 例えば、2015年に実施された神奈川県相模原市の市議会議員選挙。この時、立候補した小林丈人さんはギリギリ当選したものの、次点だった候補が異議申し立てを行い再点検することに。

担当者
「再点検の結果…」

 その結果、なんと次点だった候補の有効票が見つかり、当選者が入れ替わりました。

当選者が入れ替わった
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再点検で“逆転落選” 小林丈人さん
「(Q.こういった経験は?)もちろん、初めて」

 逆転で落選となった小林さん。当時の心境を聞くと…。

当時の心境
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「自分自身が頑張ればもうちょっと票を、安心できるような票を取れたかなという思いはあった。その当時は」

 投票結果の再点検が繰り返し起きていることについては…。

「日本の場合は即日開票だから、夜中までに結果を出す。現場の職員さんも本当に大変だと思う。プレッシャーの中で開票作業するので。(確認を)徹底してもらうことしかないのかな。ただ、選挙はドラマチックなことも起こる。選挙の面白さもあらわれるケースではあるかな」

 果たして、那須町ではどのような結果が出るのか。再点検は来月5日に行われます。

(2026年3月31日放送分より)

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