2日午前の木原稔官房長官の記者会見で、ホルムズ海峡封鎖をめぐり、イランと直接交渉をするかどうかについて質問が出た。
【映像】トランプ演説 ホルムズ海峡に言及した瞬間(実際の様子)
記者が「ホルムズ海峡の通行をめぐり、複数の国のタンカーがイランとの単独交渉を通じて通過したと報じられている。日本はイランとの首脳会談など、ホルムズ海峡通過をめぐり単独交渉を行う考えはあるか」と質問。
木原官房長官は「これまでも説明をしてきているとおりですが、3月17日の日・イラン外相電話会談において、ペルシャ湾内に日本関係船舶がとどめ置かれていることについて懸念を表明し、日本やアジア諸国を含め、ホルムズ海峡におけるすべての船舶の安全が確保されるよう、イラン側の適切な対応を求めたところであります。その後も政府としては引き続きあらゆるレベルでイラン側に適切な対応を求めてきているところです」と答えた。
さらに別の記者が「イギリスのクーパー外相は2日、ホルムズ海峡に関する共同声明に参加した約35カ国の外相に対し、オンライン会議を呼び掛けたと報じられているが、こうした呼びかけを受け取っているか、日本も参加するか。また、会合ではホルムズ海峡の開放に向けた外交努力について協議し、経済制裁や軍事行動も今後議題にのぼるとされているが、どのような協議が行われると想定され、日本としてどのような立場で臨むか」と質問。
木原官房長官は「ご指摘の会合につきましては、我が国は英国から連絡を受けており、我が国の対応については現在検討中です」と答えたうえで、「ホルムズ海峡における航行の安全を含む中東地域の平和と安定、これはエネルギーの安定供給の観点を含め、日本に限らず国際社会全体にとって極めて重要です。わが国としてはホルムズ海峡に関する首脳共同声明を踏まえ、関係国や国際機関を含めた国際社会と緊密かつ広範囲に連携しながら、必要なあらゆる外交努力を行ってまいりたいと考えている」と述べた。
アメリカのトランプ大統領は日本時間2日の演説で、「我々は中東の石油はまったく必要ない。ホルムズ海峡の安全を守るのは中東からの原油を手にする国々だ」などと述べている。(ABEMA NEWS)
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