「ウォークイン患者」に悩む医師 時間外診療に別料金徴収も 救急車を使わず病院へ

「ウォークイン患者」に悩む医師 時間外診療に別料金徴収も 救急車を使わず病院へ
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 診療時間が終わった後に救急車以外で病院を受診する緊急性のない患者に対して、別料金を徴収する病院が増えています。どこまで患者の不安に対応すべきか、医師も葛藤しています。

【画像】「時間外診療の選定療養費」5500円の病院 導入した理由は

緊急性なし「5500円徴収」

赤羽中央総合病院
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 東京・北区にある赤羽中央総合病院。通常診療の受け付けは午後4時半までとなっていますが、時間外も当直の医師が診療を行っています。

患者
「急に発作のような、心臓が」

医師
「圧迫感のある感じ?」

患者
「はい。呼吸が乱れてしまって、少ししたら落ち着いた」

医師
「手がしびれて力が入らない?」

患者
「力は入るんですけど、重い」

「ウォークイン患者」
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 現在、こうした時間外に救急車を使わずに自らで診察を受けに来る、いわゆる「ウォークイン患者」を巡り、別料金を徴収する病院が増えています。

 福井県にある福井赤十字病院では、先月2日から新たに「時間外診療の選定療養費」を導入しました。

福井赤十字病院 事務部担当職員
「(時間外診療の)選定療養費は5500円になっております。救急搬送でない、医療機関からの紹介患者じゃない、受診後入院とならない患者、加えて緊急やむを得ない手術、処置等のない患者さん(が対象)」

福井赤十字病院
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 時間外診療の選定療養費とは、夜間や休日などの診療時間外に紹介状がなく緊急性の低い症状で受診した際に、診療費とは別に自己負担する費用です。

 その他にも、横浜市内の病院でも今年6月から導入予定です。

「時間外診療の選定療養費」導入の理由
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 福井赤十字病院では、なぜこの制度を導入したのでしょうか?

「当院では年間約4000台前後の救急搬送を受けておりますが、ウォークインの患者さんが多数いることによって、複数の救急搬送を受け入れられない事態が何件か発生しております」

 ウォークインの患者を減らし、より重い症状の患者を受け入れることができるようにするための措置だといいます。

「不安なら来て」医師

大きな疾患は見当たらず一安心
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 赤羽中央総合病院を訪れた男性は、仕事中に右手のしびれや動悸(どうき)を感じ、血液検査やCTで詳しく調べることになりました。検査結果を待つこと十数分…。

赤羽中央総合病院 久志本優医師
「血液検査の結果は異常なし。若くても例えば脳の腫瘍(しゅよう)とか脳卒中のようなもので、そういった症状が出るケースもあるから、画像検査をしましたが、特に異常はなかったので、安心いただきたいなと思います」

 大きな疾患(しっかん)は見当たらず一安心です。

救急車で搬送されてくる患者も多い
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 病院では救急車で搬送されてくる患者の対応も多く、医療現場は逼迫(ひっぱく)している状態だと久志本医師はいいます。

「医師だけではなく、看護師も少数で夜間はやっているので、対応に時間がかかってお待たせしてしまったり」

時間外診療の選定療養費を導入せず
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 赤羽中央総合病院でも時間外診療の選定療養費の導入を考えたことがあったといいますが、現在も導入せず、患者を受け入れています。

「やっぱり夜になって、不安になってしまったりとか、遠慮なさらずに連絡・受診していただければと思います」

(2026年4月2日放送分より)

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