アメリカのトランプ大統領はボンディ司法長官を解任した。事実上の更迭と見られている。ニュース番組『わたしとニュース』では、解任理由や公聴会でのボンディ氏について注目し、東京大学・IncluDE准教授の中野円佳氏にトランプ政権に対する見解を聞いた。
トランプ大統領は2日、自身のSNSでボンディ長官の解任を発表し、今後民間部門で新たな職につくと説明した。アメリカメディアは少女らの性的虐待の罪で起訴され自殺したエプスタイン氏の捜査資料の公開をめぐり、トランプ大統領がボンディ長官の対応に不満を募らせていたと報じている。また、トランプ大統領が自身の政敵とみなす人物への刑事責任の追及を「ボンディ長官が十分に行っていない」と憤慨していたという指摘も出ている。第二次トランプ政権の発足後、閣僚が解任されるのは国土安全保障省のノーム長官に続き2人目だ。
ボンディ長官といえば、2月の公聴会でエプスタイン文書をめぐり激しく言い争う様子が、物議をかもしていた。
「質問にはお答えにならないようですね。大規模な隠蔽と言わせていただきます」(民主党・ジャヤパル下院議員)
「私はこの女性と下品な口論をするつもりはない。彼女は芝居をしている」。
別の議員には―
「あなたになにかいわれる筋合いはない!この落ちぶれた負け犬弁護士め!お前は弁護士ですらない!」(ボンディ長官)
ボンディ氏解任の見解と今後のトランプ政権について、中野氏は次のように話す。
「トランプ大統領は自分の思い通りにならない人を解任していくが、ボンディ氏はかなりトランプ寄りだったはず。ボンディ氏が適任だったかということは置いておいて、(解任)理由もメディアが憶測で語っていることを踏まえると、次の担当はより忖度することになりそうという印象だ」(中野円佳氏)
(『わたしとニュース』より)
この記事の画像一覧
