
天皇ご一家が福島県を訪問されました。愛子さまにとっては初めてのご訪問、そこには被災地に長く寄り添う両陛下の想いがありました。
天皇ご一家が被災者と懇談
ご一家が振り向かれると歓声が湧きます。
6日午後、両陛下と愛子さまは、福島県双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」を訪問されました。
こちらは午後6時ごろ、天皇ご一家が被災者と懇談されている映像です。
福島駅では平日にもかかわらず、大勢の人が待ち構えていました。
午前11時半ごろ、福島に到着されたご一家。雅子さまだけマスクをされていました。
先月予定されていた宮城県と岩手県の訪問は、両陛下に風邪の症状があったため延期されましたが、雅子さまは現在、ほぼ回復されているということです。
到着を見守った人
「(Q.見えました?)見えました!ここから見えたもん」
「(Q.ちらっと見えてどうでした?)最高、すてき。福島にまた来ていただきたい」
「(Q.見えました?)眼鏡を忘れました」
“15年の節目”愛子さま初訪問
愛子さまを伴われるのは、震災の記憶を若い世代に継承したいという、両陛下の強いお気持ちによるものだといいます。
関係者によると、愛子さまご自身も日ごろから東北のことを心にとどめ続け、東北の地名や文化などについてもお詳しいといいます。
愛子さま
「『国民と苦楽を共にする』ということの1つには、皇室の皆様のご活動を拝見しておりますと『被災地に心を寄せ続ける』ということであるように思われます」
震災後、福島第一原発がある双葉町と大熊町へ入られるのは、皇室で初めてです。
震災当時は、手付かずで被害を受けたそのままの状態でした。
津波と原発事故で、全町避難を強いられた双葉町。一部は現在も帰還困難区域のままです。
震災の年、両陛下は福島県に入り、避難してきた人々を見舞われました。
女性が泣き出すと、雅子さまが肩をなで、なぐさめられる様子も…。
双葉町を視察した震災10年の節目は、オンラインだけで両陛下としても、実際に訪問したいというお気持ちがあったといいます。
そして震災から15年の節目で、実現した双葉町のご訪問。6日午後からご一家が視察されている、「東日本大震災・原子力災害伝承館」は津波に襲われ、がれきが転がっていた場所が何年もかけて整備し、2020年にオープンしました。
ご一家は6日午後4時すぎ、海に向かって一礼すると、花を供えられました。
東日本大震災・原子力災害伝承館 高村昇館長
「(津波は)ちょうどあの高さまで、4メートルまでまいりました」
柱には津波の高さが書かれていて、陛下はその説明に驚かれたようです。
ご一家は東日本大震災の被災者と懇談するほか、7日は大熊町の学校、浪江町の道の駅などを初めて視察されます。
(2026年4月6日放送分より)
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