
歯を治療する際になくてはならない麻酔が不足しています。中東情勢の影響で医療用の手袋も入手しづらくなっていて、歯科医がピンチに追い込まれています。
中東情勢悪化が医療直撃
どうしても痛みを伴う歯の治療。痛みをやわらげるために欠かせない麻酔ですが…。
テヅカ歯科クリニック 手塚勤院長
「前は注文すると1週間以内には必ず納品されて問題はなかったが、3週間ぐらい来なかった時がある。もし本当にこのまま来なかったら、どうしようってびっくりした」
今、全国で歯科用の麻酔が不足しています。
去年9月、国内シェアのおよそ6割を占めるメーカーで、製造設備に不具合が発生。現在は復旧しましたが、供給が追い付いていません。
患者
「歯医者で麻酔なしで治療するって考えたことないので、すごく心配」
今月に入り、徐々に供給が回復してきたといいますが、不足しているのは麻酔だけではありません。
手塚院長
「歯科用の材料を入れるトレー、スタッフ用のガウン、グローブが入ってこなくなっている状態。それが非常に心配の種。中東情勢が関係しているということだった」
歯科医「打撃が3連発」
石油由来製品の流通が少なくなることを心配した、全国の歯科医院から医療用品の注文が殺到。入手しづらい状況になっています。
通常、電話で注文した次の日には商品が届いていたといいますが、一時は電話すらつながらず。現在は、商品が届くまで10日以上かかっているといいます。
手塚院長
「次から次へと“金属冠(銀歯)をかぶせると歯科医が3000円損する”、それの次は麻酔不足。次は医療用品不足。打撃が3連発できているので、かなり不安な状況は続いている」
(2026年4月7日放送分より)
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