
富士山に一番近い「道の駅」として知られる施設で、前代未聞の事態が起きています。地元企業による「居座り営業」の状態が続いていて、町とトラブルになっています。
【画像】運営業者交代のはずがなぜ“居座り”に 地元企業の主張は?
人気の道の駅で居座り営業か
静岡県小山町の「道の駅すばしり」。施設内には地元産の野菜や銘菓を扱う物産コーナーをはじめ、レストランや無料で楽しめる足湯も設置されています。
埼玉県から来た人
「地元のいろんなものが買えて便利だなって感じ。楽しかったです」
毎年、県内外から30万人を超える利用者が訪れる人気の道の駅ですが、今ある問題が起きています。
小山町 込山正秀町長
「現在、施設が明け渡しされない状況となっています」
「道の駅すばしり」は町が指定管理者制度を導入し、民間事業者が運営しています。町は地元企業と2021年4月から先月末までの5年間を指定管理期間とする協定を結びました。
本来なら今月から別の指定管理者に交代するはずでしたが、地元企業が引き続き施設を運営し、居座り営業の状態になっています。
なぜ、このような事態が起きているのでしょうか?
地元企業の主張は?
富士山の麓にある人気の道の駅で、地元企業が協定で決められた期間が終了した後も運営を続け、居座り営業の状態となっている問題。
今月からは別の企業が新たな指定管理者になることが決まっていますが、明け渡しに応じていません。
地元企業は「協定期間の満了日以降に施設の原状回復工事をするか、工事をせずに施設を新たな指定管理者にそのまま引き継ぐかについて町と協議を重ねてきたが、結論が出ていない」と主張しています。そのうえで…。
「弁護士と相談のうえ、道の駅としての機能を維持し、地域経済への影響を最小限とすべく、本年4月1日以降も暫定的に本道の駅の営業を継続しているものです」
利用客からは戸惑いの声が聞かれました。
神奈川県から来た人
「契約の時にちゃんとしなかったのが、今に至っているんじゃないかと思う」
神奈川県から来た人
「居座りということになると、うまく話がね。撤去するにも費用かかるから」
小山町の込山町長は、次のようにコメントしています。
「施設の明け渡しと適切な引き継ぎの実現に向け、法的手続きを含め必要な対応を進めてまいります」
(2026年4月7日放送分より)
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