フランスで、およそ18%のガソリンスタンドで品切れになっています。石油大手がガソリンや軽油の「上限価格」を導入していることが背景にあります。
神志那諒リポ「パリ市内のガソリンスタンドですが、価格が表示されていません。そしてお客さんはおらずがらんとしています。ガソリンも軽油もすべて売り切れてしまったということです」
フランスの政府報道官は7日、フランス全土のおよそ18%のガソリンスタンドで、「品切れ」が起きていると発表しました。
フランスの石油大手の「トタルエナジーズ」が、ガソリンと軽油の「上限価格」を導入していることが背景にあります。
トタル社は「上限価格」をガソリンは1リットルあたり1.99ユーロ、軽油は2.09ユーロ(※4月8日から4月末まで軽油は2.25ユーロに引き上げ)に設定しています。
他の割引サービスを使うと、他社と比べて最大およそ15%安くなることから、客が集中して品切れにつながっているということです。
フランス西部のナント近郊では7日、建設業界の労働者らが、軽油の価格高騰に抗議するため、およそ40台のトラックで高速道路を封鎖しました。
政府報道官は、「供給の問題ではなく、輸送網に負荷がかかっている」として、支援策の準備を進めていると表明しました。
フランスでは、アメリカとイスラエルがイランを攻撃した前日の2月27日と比べて、6日時点でガソリンがおよそ15%、軽油がおよそ30%、値上がりしています。(ANNニュース)
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