アメリカのバンス副大統領がハンガリーを訪問し、12日に予定されている総選挙で劣勢が伝えられているオルバン首相を「国民のために行動している」とたたえました。
米バンス副大統領「(ハンガリー国民には)親EUか反EUか、親米か反米かではなく、『誰がハンガリー国民のために行動しているのか』を考えてほしい」
アメリカのバンス副大統領は7日、訪問先のハンガリーでEU=ヨーロッパ連合について「オルバン首相を嫌い、ハンガリーの主権や民主主義に干渉している」と非難し、「ハンガリーの経済を破壊し、エネルギー自立を弱め、消費者の負担を増やそうとしてきた」と主張しました。その上で、オルバン首相について「エネルギーの安全保障と自立の点で、ヨーロッパで最も重要な指導者だ」とたたえました。
ハンガリーでは12日に総選挙が予定されています。世論調査では、親EUの野党・保守政党「ティサ(尊重と自由)」が、オルバン首相率いる与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」の支持率を上回っていて、16年ぶりの政権交代の可能性が浮上しています。
ロシア寄りとされるオルバン首相は、ウクライナに対するEUの900億ユーロ=およそ16兆円の融資に反対するなどして、EU各国から反発を招いてきました。(ANNニュース)
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