革命防衛隊がタンカーに発砲か 「撃つのはやめて」無線音声 ホルムズ海峡開放は?

革命防衛隊がタンカーに発砲か 「撃つのはやめて」無線音声 ホルムズ海峡開放は?
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 ホルムズ海峡の開放を巡って事態が二転三転する中、イランの革命防衛隊の船から発砲を受けたとする石油タンカーの無線の音声を入手しました。

【画像】タンカーが受信した音声「戻ります、助けてください!」

革命防衛隊がタンカーに発砲か

タンカーが受信した音声
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タンカーが受信した音声
「イランの革命防衛隊海軍に告ぐ。こちら…頼むから撃つのはやめてください。エンジンを止めますから、いいですか」
「戻ります、助けてください!助けてください!」

 この音声は18日、ペルシャ湾上のタンカーが他の船から発せられた無線を受信し、録音したものです。

革命防衛隊がタンカーに発砲か
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 音声との関係は不明ですが、イギリスの海事機関UKMTOは18日、オマーンの沖合で、タンカーの船長からイランの革命防衛隊の船2隻が接近し発砲されたと報告があったことを明らかにしました。乗組員は無事だということです。

ホルムズ海峡開放めぐり二転三転

 アメリカとイランの協議の先行きは不透明で、ホルムズ海峡開放を巡っては事態が二転三転しています。

イラン アラグチ外相
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 イランのアラグチ外相のSNS投稿をきっかけに、事態は大きく動きました。

アラグチ外相(日本時間17日午後10時ごろ投稿)
「停戦の残りの期間中、すべての商船のホルムズ海峡通過が完全に開放される」

 イスラエルとレバノンの停戦合意を受け、その期間中、海峡を完全に開放すると表明。これにアメリカのトランプ大統領も歓迎しました。

トランプ大統領
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トランプ大統領
「イランがたった今発表したのが、ホルムズ海峡が完全に開放され、完全に通過できる準備ができた。世界にとって素晴らしい日になるだろう」

 ただ、その一方で、取引が完了するまではイランへの海上封鎖を継続する方針を強調しました。

 アメリカ中央軍も、SNSで封鎖の継続を明らかにしています。これに対し、イラン外務省は矛盾していると反発。

イラン バガイ外務省報道官
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イラン バガイ外務省報道官
「海上封鎖の存在を宣言することは、停戦違法とみなされます。イランはホルムズ海峡に関して必要な措置を講じるでしょう」

 革命防衛隊は、ホルムズ海峡を通れるのは、イランの許可を得た商船に限り、指定航路での通航を認める新ルールを発表しました。

イラン、米との再協議に同意せずと報道

2回目の協議 20日に開催される可能性
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 パキスタンでの2回目の協議は、20日月曜日に行われる可能性が高いと、アメリカメディアが報じています。

イラン 米との再協議に同意せずと報道
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 しかし、イランメディアは18日、アメリカの過剰な要求を理由に、イランは再協議に同意していないと報じました。

 また、アメリカがイラン港湾の封鎖を解除しないことを受け、イランの軍事当局は再びホルムズ海峡を封鎖する考えを明らかにしました。

イラン軍報道官
「以前のように厳格な軍の管理下に戻った」

ホルムズ海峡の再封鎖に言及
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 トランプ大統領は、ホワイトハウスで記者団に対し、イランとの協議は順調に続いていると強調したうえで、イランによるホルムズ海峡の“再封鎖”に言及しました。

トランプ大統領
「イランは再び海峡を封鎖しようとしました。彼らは長年そうしてきましたが、我々を脅迫することはできません」

(2026年4月19日放送分より)

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