イランはアメリカとの再協議拒否と報道 トランプ大統領「代表団がイスラマバードへ」

イランはアメリカとの再協議拒否と報道 トランプ大統領「代表団がイスラマバードへ」
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 停戦期限が日本時間20日に迫る中、アメリカのトランプ大統領はイランとの再協議へ向けて代表団がパキスタンに向かっていると明らかにしました。一方、イラン側のメディアは「再協議は拒否する」と報じています。

【画像】“停止”させたか 海上封鎖を破ろうとしたイラン船籍の貨物船

“合意せねば破壊”トランプ氏

 19日午後4時ごろ、きのうまでなかった検問所が設けられています。周りには、大型の銃器を持った警察や軍の関係者がいます。

 今から10時間ほど前のパキスタン。イスラマバードでは、すでに封鎖が始まりました。大きな道がバリケードを使って封鎖され、軍の関係者や警察関係者が大きな銃を持って、誰も中に入れないように封鎖を行っています。

パキスタン・イスラマバードでバリケード封鎖
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 前回、協議が行われたホテルでも警備員が見守る中、何かの準備が進められていました。

 パキスタンメディアは「アメリカとイランの先遣隊がイスラマバード入りした」と報じました。2回目の協議は実現するのでしょうか?

アメリカのトランプ大統領
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 日本時間19日夜、トランプ大統領はこう投稿しています。

「私の代表団はイスラマバードへ向かっていて、あすの夕方には交渉のため現地に到着する予定です」

 イランは18日、仲介国のパキスタンを通じてアメリカから「新たな提案」を受けたと発表しました。

 トランプ大統領はこう投稿しています。

「我々は、非常に公正で合理的な取引を提示しています。もし受け入れなければ、アメリカはイランのすべての発電所と橋を破壊するつもりです」

ホルムズ海峡
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 一方、イラン国営通信は「イランがアメリカとの再協議を拒否する」と報じています。

 イランの船舶に対する「逆封鎖」や、協議での「過剰な要求」が理由のようです。

ホルムズ海峡巡り二転三転

 この週末、ホルムズ海峡を巡る動きは二転三転しました。

イランのアラグチ外相
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 イランのアラグチ外相が「完全開放」を宣言すると、多くの船舶がホルムズ海峡で移動を始めました。

 しかし、トランプ大統領がアメリカによる「逆封鎖」は続けると発言したことにイラン側が強く反発し、一転して「海峡を厳格に管理する」と表明。ホルムズ海峡を巡る緊張が高まっていました。

海上封鎖を破ろうとしたイラン船籍の貨物船
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 そんな中、日本時間20日午前4時、トランプ大統領は海上封鎖を破ろうとしたイラン船籍の貨物船を「機関室に穴を開けて停止させた」と投稿しました。

 アメリカ中央軍は、その時の様子とみられる映像を公開しました。現在、海兵隊が貨物船を拘束しているということです。

合意か戦闘再開か駆け引き

 再協議を模索する一方で、一時は「戦闘再開」という話も出ていました。

イランとの停戦交渉について協議
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 アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、トランプ大統領がホワイトハウスの作戦指令室に側近らを集め、イランとの停戦交渉について協議したと伝えました。

 アメリカの政府高官の1人は「近いうちに突破口がなければ、数日以内に戦闘が再開する可能性がある」と述べたといいます。

イランのガリバフ国会議長
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 対するイランのガリバフ国会議長は「我々は自らの血を流す覚悟もできている」と述べ、対決姿勢を鮮明にしています。

 話し合いによる合意か戦闘の再開か、停戦期限を前に双方の駆け引きが続いています。

(2026年4月20日放送分より)

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