未払い300万円超も…秋葉原トレカ店が2カ月で倒産 高額買い取りも代金振り込まれず

未払い300万円超も…秋葉原トレカ店が2カ月で倒産 高額買い取りも代金振り込まれず
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 1枚10万円以上するトレーディングカードを扱う店が、オープンからわずか2カ月で倒産しました。カードの買い取りをしてもらった客の中には、300万円を超える代金が振り込まれていない人もいて、ネット上では計画倒産ではないかと疑う声も出ています。

【画像】被害額318万円の男性 担当者とのLINEのやりとり

トレカ店2カ月倒産

 東京・秋葉原に先月オープンしたばかりのカードショップ。19日に行ってみると、店にはクローズの看板がかけられていてカードはほとんどありませんでした。

店内には開店祝いで贈られた花も
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 店内には、開店祝いで贈られた花も見えます。ただ、人の気配は全くありません。

 運営する会社の公式SNSには、先週こんな投稿がされました。

カードショップ運営会社のXから
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カードショップ運営会社のXから
「本店の資金繰りは破綻しました」
「東京地方裁判所に破産手続き開始の申し立てを行う予定です」

 一体何があったのでしょうか?

「自転車操業の状態に陥っておりました」
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カードショップ運営会社のXから
「買い取り代金の支払い等の原資を確保するためには、低価格での販売をせざるを得ないという悪循環が生じ、まさに自転車操業の状態に陥っておりました」

被害額318万円…代金振り込まれず

 こちらの男性は、買い取ってもらったカードの代金が未だに振り込まれていないと言います。

被害にあった男性(50代)
「僕の被害額は318万円」
「(Q.それが未払い?)はい、未払いです」

 トレーディングカードは今や種類のほか、どれほどレアなのかによって、1枚数百万円から数千万円で取引されることもあります。

1枚=23万8000円など高い金額が
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 男性が交わした書類には、1枚=23万8000円など高い金額がずらり。買い取り価格に魅力を感じて売却を決めたといいますが、男性はその時の様子についてこのように話します。

「なんかおかしいぞと。普通の店だと『これ以上買取れない』と制限するんですよ。ここは無制限に買い取っていたので」

 ところが、いつまで経っても代金は振り込まれません。改めて男性が店を訪れると…。

「9日の夜を最後に、もぬけの殻になっちゃったんです」

 男性は、あらかじめ聞いていた店の担当者の連絡先にLINEで催促をしました。これはその時の実際のやりとりです。

LINEでのやりとり
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男性
「今日支払いを約束していたけど大丈夫かな?誰も居ないみたいなのでちょっと心配しております」

ショップ側
「私今出産立ち会いしておりますので、XのDMにて対応しているようなので、そちらからお願いできますか?銀行の口座がトラブっているようなので聞いてみてほしいです」

 しかし、1日経っても何も動きはなく…。

男性
「もしお店にカードがあれば頑張って現金化手伝うし、何かできることあれば遠慮なく言ってください」

 すると相手から電話があり、「お金はあるので待ってほしい」と言われたといいますが、その後はメッセージの既読も付かなくなりました。

その後はメッセージの既読も付かなくなった
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被害にあった男性(50代)
「もうダメだなと。催促しても、もう既読になってないでしょ。ずっとね」

「計画倒産」の声も

 帝国データバンクによると、債権者はおよそ200人で、負債額は2億円に上るということです。

債権者はおよそ200人で負債額は2億円
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 開店からわずか2カ月での破産申請。インターネット上では「計画倒産」や「詐欺」を疑う声も出ています。

 代理人弁護士が公表した文書にはこのように書かれていました。

「詐欺にはあたりません」
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カードショップ運営会社のXから
「カードを買い取った時に事業停止が決まっていたということはなく、詐欺にはあたりません。当社で買い取ったカードについても、破産手続きの中で判断されるため、返却することは難しい状況にあります」

(2026年4月20日放送分より)

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