
20日から、東京23区のタクシーの料金がおよそ3年半ぶりに値上げされました。距離だけでなく時間に応じた加算も、これまでより割高になります。
【画像】運転手の待遇改善のため 燃料費高騰の影響はまだ含まれず
23区タクシー代10%値上げ
初乗り運賃500円は変わりませんが、走行する料金システムが変わりました。
20日からタクシーの運賃が改定されたのは、東京23区と三鷹市、武蔵野市です。
運賃が500円からスタートするのはこれまでと変わりませんが、初乗りで行ける距離は「1.096キロ」から「1キロ」に短縮されました。
また、メーターが100円上がる距離も「255メートルごと」が「232メートルごと」に変わります。
例えば、東京駅から新宿駅までおよそ7.4キロの区間を乗車した場合、これまで3100円だった料金が3500円になる計算です。
およそ3年半ぶりとなる23区での値上げに、利用客からは次のような声が聞かれました。
利用客(50代)
「信濃町から(新橋まで)来た。3000円だから(先週より)500円ぐらい違った。同じ距離で」
利用客(70代)
「(Q.広尾から新橋まで前回の運賃は?)(前回は)2800円ぐらい。(今回は)3000円ぐらい。ちょっとつらいね」
時間加算の100円10秒短縮
変わったのは“距離に応じた運賃ルール”だけではありません。乗車する時間に応じて加算される料金も変更されます。
赤信号や渋滞などで速度が10キロ以下になった場合に適用される時間加算も、「1分35秒ごとに100円」が「1分25秒ごとに100円」に値上げされました。
今回の値上げについて、タクシードライバーからは次のような声が聞かれました。
タクシー運転手(30代)
「しょうがない部分もあるかと思う。(値上げ分が)給料に還元されればうれしいが、メーターが上がっているだけだと、今までと変わらない」
東京ハイヤー・タクシー協会によると、今回の値上げは主にドライバーの待遇改善などに対応するためのものだといいます。
イラン情勢による燃料高騰の影響は含まれておらず、今後の成り行き次第では、さらなる値上げの可能性もありそうです。
(2026年4月21日放送分より)
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