
東京大学大学院の共同研究を巡る汚職事件で、元教授を高級クラブや風俗店などで“接待した側”の男性が、実名・顔出しでインタビューに応じました。
【画像】銀座の和食店や高級クラブなどで接待を受けていた東大元教授
お気に入りは銀座の和食店
「佐藤先生(被告)は個室を好まれるんですが、この空間で圧倒的権力の佐藤先生(被告)を前に、この距離感で断ることはできなかったですし、それを悔やんでいます」
接待が行われたまさにその現場で、後悔の念を口にした日本化粧品協会代表理事の引地功一被告(52)。
当時、東京大学大学院の教授だった佐藤伸一被告(62)ら2人に対し、商品開発を前提とした共同研究などの見返りに、およそ380万円相当の接待した贈賄の罪で在宅起訴されました。
「(Q.ここは?)銀座です。銀座の和食屋さんです」
佐藤被告がこの店を気に入っていたため、7回から8回、接待場所として使用したといいます。
「基本的にはどの店も下座に座るんですけど、下座はこっち、扉の一番近い所に座って。佐藤先生(被告)はどの店も一番上座のあちらの奥へ座ります」
「引地会」と呼ばれていた接待の様子を、店の女将も覚えていました。
「引地先生はそんなに召し上がらないんですけど、あとの2人(元教授の被告ら)は結構、量をたくさん召し上がられる方。個々に別々に好きなものをご注文されて召し上がるという感じ。引地先生(被告)がお支払いされるというのが、決まっているような雰囲気で会計されていた」
あさって初公判
一方、収賄の罪に問われている佐藤被告。逮捕前の任意の取り調べで、違法性を否定していたことが関係者への取材で分かりました。
「接待の代金を支払ってくれたのは、不正な謝礼ではなく、化粧品などのレクチャーに対する対価だった。引地氏自身も納得して支払っていたはずだ」
佐藤被告の代理人弁護士は先週、ANNの取材に対し「対応しません」としています。
引地被告は23日に開かれる初公判で、起訴内容を認める方針です。
(2026年4月21日放送分より)
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