
アメリカのトランプ大統領は仲介国パキスタンからの要請を受け、イランとの停戦期間を延長すると表明しました。世界が注目する停戦協議はどうなっていくのでしょうか。
イスラマバード行きを延期
トランプ大統領
「イランから提案が出され、協議が終了するまでの間、停戦を延長します」
SNSにこう投稿したトランプ大統領。パキスタンのシャリフ首相とパキスタン軍トップのムニール陸軍元帥から、イランの指導部が統一された提案をまとめるまでの間、イランへの攻撃を見合わせるよう求められたと明らかにしました。停戦の期限は区切っていません。
一方、アメリカ軍に対し、イランの港に出入りする船を対象とした海上封鎖を継続し、即応体制を維持するよう指示しました。
革命防衛隊海軍からとされる無線音声
「こちらは革命防衛隊海軍。船長、貴船がホルムズ海峡を通過する許可は一切ありません。直ちに出発地点へ引き返すよう命じます」
これは、日本時間21日、ペルシャ湾に足止めされている船が受信したイランの革命防衛隊のものとみられる無線の音声です。ホルムズ海峡を通過しようとする船に圧力をかけています。
世界が見守るアメリカとイランの2回目の協議の行方。ニューヨーク・タイムズは日本時間22日午前2時ごろ、イランがアメリカとの交渉に応じなかったため、バンス副大統領のイスラマバード行きを延期したと報じました。
パキスタンのダール副首相兼外相は21日、駐在のアメリカ臨時代理大使と会談し、停戦延長を検討するよう強く訴えました。
イラン「参加する見込みもない」
イラン側は。
イラン ガリバフ国会議長の顧問
「トランプによる停戦延長は意味をなさない。敗北しつつある側が条件を押し付けることなどできない。封鎖の継続は爆撃と何ら変わりなく、これに対しては軍事的な対応で臨まなければならない」
タスニム通信は「現時点でイランは会談に参加する見込みもない」と報じています。
(2026年4月22日放送分より)
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