
神奈川県川崎市の新規採用職員が不特定多数が閲覧できるLINEのオープンチャットに研修用資料の写真を投稿し、外部に拡散する事態が起きました。市長は「常識では考えられない」と苦言を呈しました。
【画像】内部資料の画像が投稿されたLINEのオープンチャットとは
日程や外部講師の氏名と勤務先も
川崎市 福田紀彦市長(54)
「若い人の感覚ということではなく、いやいや、こんなことまで注意喚起を促さなくちゃいけないのかと、正直驚きを隠せない」
あきれた様子で語ったのは、川崎市の福田市長です。事の発端は…。
川崎市 人材育成課
「市の関係者から川崎市の内部資料と思われるものが、LINEのオープンチャットに投稿されていると連絡を受けた」
LINEのオープンチャットとは、不特定多数が見られるグループトークのこと。市が関与していないオープンチャットに内部資料の画像が投稿されていると連絡を受けたといいます。
市が確認した時には、画像はすでに削除されていましたが…。
川崎市 人材育成課
「画像がXに投稿されていた。内容を見たところ、実際に投稿された写真が川崎市の資料と確認した」
拡散されたのは、新規で採用された職員の研修用資料で、日程や目的のほか外部講師の氏名や勤務先も写り込んでいました。市によると、新人職員が流出元とみられています。
福田市長
「事案が発生している以上、そういったところもケアしなくちゃいけない。そういった時代なのかと、やや残念と言わざるを得ない」
再発防止策を講じる川崎市
問われる情報リテラシー。新卒の社会人に聞きました。
新卒 公務員(20代)
「軽率な行動だなと」
新卒 会社員(20代)
「(入社)初日からずっと会社の情報は、絶対にSNSには上げないでくださいというのは何回も言われている」
教育する側からは…。
会社員(60代)
「ご時世にあった研修というのは組み入れていかないと、今までの常識でできるでしょうとはできなくなってきている」
会社員 建設業(50代)
「外付けハードディスクに仕事の情報を全部入れておいて、本人はそれを全部削除したつもりで中古販売店に売って、それを別の人が買って復元をして、それでうちの会社に脅迫してきたことはあります」
川崎市は再発防止策を講じることにしています。
川崎市 人材育成課
「今回の事態は全職員に共通すること。SNSの利用や内部資料の取り扱いについて、注意喚起を全庁に向けて行っていく」
(2026年4月22日放送分より)
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