5kg2000円台のコメ発見!価格どこまで安くなる?

5kg2000円台のコメ発見!価格どこまで安くなる?
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 コメ5キロの価格がついに2000円台に突入です。値下がりは一体どこまで、そして、いつまで続くのか。専門家に聞きました。

【画像】去年6月は税込み約4700円だった「彩のかがやき」…23日は3200円台に

5キロ2千円台の銘柄米発見

 埼玉県川口市のスーパー。オープン前、売り場に並ぶコメ袋。注目は、その価格です!

「にじのきらめき」が5キロ税込み2800円台
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 茨城県産の銘柄米「にじのきらめき」が、5キロ税込み2800円台で売られています。3000円を下回る価格に、客の手が次々と伸びます。

70代の利用客
「安い安い。こんなに安いのは初めて。こんな安いのを買ったことない」

50代の利用客
「安いし、助かりますよね、すごく。少しでも安いほうがね、何でも。おコメに限らず」

 なぜ、ここまで安いのでしょうか。

新鮮市場 東本郷店 飯田智成店長
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新鮮市場 東本郷店
飯田智成店長

「当店『にじのきらめき』って普段扱ってないおコメだが、今回市場から直接買い付けしてるので、その分コストがカットされて安く販売できる」

 「にじのきらめき」は8年前に誕生した新しい品種。そのぶん価格交渉がしやすく、仕入れ値を抑えられたといいます。

 一方、別のスーパーにも値下げの動きが広がっていました。

埼玉県産「彩のかがやき」2999円(税抜き)
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スーパーマルサン久喜店 伊良原正裕店長
「きょう一番安いコメ。埼玉県産『彩のかがやき』2999円(税抜き)」

 税込だと5キロ3239円です。

伊良原店長
「相場観に関しては徐々に下がり傾向にあるのは、なんとなく感じている」

週を追うごとに安く
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 実際、「彩のかがやき」は去年6月は税込みおよそ4700円。それが、年末になると4000円を切り…2週間前は、およそ3500円。そして23日は、さらに200円値下がり3200円台です。

 卸売業者からの仕入れ価格が、週を追うごとに安くなっているといいます。

「今度の土曜、日曜あたり、単一銘柄米のコシヒカリで2999円(税抜き)の売価で出す予定」

卸売業者に残ったコメ

 一体、何が起きているのでしょうか?訪ねたのは、千葉県山武市の卸売業者。

 コメを保管する倉庫には…。

「状況としてはかなり異常」
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卸売業者 米のたけやま
伊藤享兆代表

「異常ですね。私もコメを販売してきたなかで令和7年産、秋に仕入れたコメがここまで残るのは今までなかった。状況としてはかなり異常」

 どれほど異常かというと、本来なら倉庫は今年の1月までには空っぽになっているはずでした。なのに、この状況…。そして、3カ月半が経った今も、コメは残り続けています。

「これはコシヒカリ。千葉県産のコシヒカリ」
「(Q.こういうものがたくさん残っている?)まだまだいっぱいある。安い備蓄米や外国産米が多くあったなかで、7年産を手に取ってもらう機会が少なくなってしまった」

 新米が出回る7月ごろには倉庫を空けなければなりません。そのため、価格を下げてでも売らざるを得ない状況に。去年秋、60キロ3万円で仕入れた銘柄米の玄米。しかし、現在の相場は、当時と比べて3割下がっているといいます。

卸売業者 米のたけやま 伊藤享兆代表
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「(仕入れ値が)秋で3万2000円だったコメが、約2万3000円になってしまっている。同じ品種なのに」

 ただ…。

「価格が下がってきたので販売量ものびてきたし、8年産(新米)の端境期には在庫消費はできるという計画」

コメ下落どこまで?

 そして気になるのは、この先のコメの価格。いつ、どこまで下がるのでしょうか?

「今よりも下限がもっと下がる可能性」
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コメの流通に詳しい 
流通経済研究所 折笠俊輔主席研究員

「一つの目安としては5キロ税込み3000から3500円。新米が出る直前、8から9月までにかなり余っていると、今よりも下限がもっと下がる可能性」

 卸売業者は、さらに安くなるとみています。

「6月がピーク」
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伊藤代表
「店頭価格で3000円切る。2800円から3000円くらいの価格帯で落ち着くのでは。個人の感覚では、6月がピークかな」

(2026年4月23日放送分より)

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