
岩手県大槌町の山火事の被害が拡大し住宅地に迫っています。これまでに200ヘクタール以上を焼き1229世帯2588人に避難指示が出ています。
【画像】中心市街地では灰のようなものが降り…煙に包まれ霧の中のように
消防団の活動に同行
延焼の範囲は23日、ますます拡大しました。
火事の現場から3キロほど離れた大槌町の中心市街地では、灰のようなものが降り始めました。枯れ葉のようなものも降ってきていました。
市街地は煙に包まれ、まるで霧の中のようです。赤浜地区では避難指示が出されていますが、許可を得て消防団の活動に同行しました。
消防車両は山に入れないため、ホースを伸ばし消火作業を行います。
消防団員のすぐ目の前に赤い炎が。さらに別の方向からも火の手は迫っています。
消防団員
「(火が)下がってこないように“防火帯”。消すというより、それ以上火を下げない」
「津波も火事も」住民疲弊
200ヘクタール以上を焼いた大規模な山林火災。1229世帯2588人が避難の対象になっています。
山肌では炎と煙がくすぶっていました。1時間後に撮影された映像では住宅のすぐ近くまで煙が迫っています。
「後発地震注意情報」が出ている中で、迫られる避難。
「3日前にも津波騒ぎで、そこの上に逃げた。またまただから」
「踏んだり蹴ったり、津波だ火事だ、大変だ」
夕方になると、新たにまた火が出てきました。消防団はギリギリの状態で消火活動にあたっています。
大槌町消防団 東谷輝一さん
「きのうの夜に消火栓も貯水槽もほぼ使い切ってしまった状態。家庭用の水道水は使えるので水を補充してやった」
背負い式の消火水のうを装備し山へ向かいますが…。
消防団員
「背負い式消火水のうで対応できる火の勢いではない。後は消防に任せたいと思う」
東谷さん
「消防団員として消火にあたれない、すごいもどかしさがあった」
(2026年4月24日放送分より)
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