
ゴールデンウィークの書き入れ時に老舗旅館がピンチに追い込まれています。原油高の影響に加え客足が鈍っていて、予約が例年の半分程度にとどまっています。
【画像】「1カ月で120万~160万円」 温度調節をするボイラーで使用している重油が値上がり
鍋を温める固形燃料にも
源泉かけ流しの温泉が楽しめる、山梨県・石和温泉にある創業67年の旅館。温泉や客室、館内全体の温度調節をするボイラーで使用している重油が、先月から値上がりしているといいます。
華やぎの章 慶山 千須和昌和代表取締役(66)
「通常の料金よりも1リットルあたり30円くらい値上げしている。1週間だと約30~40万上がっている。1カ月では120万~160万円。相当大変な金額」
今後の状況次第では重油自体が手に入らなくなる可能性もあり、その場合は休業せざるを得ないといいます。
日帰り価格は創業以来、初めての値上げに踏み切りました。料理に欠かせない、あの固形燃料にも影響が出ています。
甲州ワインビーフやほうとうなど地元の名産を使った懐石料理。固形燃料を使っての提供を続けています。
「固形燃料が大体10円くらい上がっている。大体平均、お客さんが300名入った場合、1万円くらいは1日あたり値上がりしている状態」
値上げも GW客半減
宿泊客1人あたり1000円から2000円ほど値上げしましたが、客数は減少しています。
千須和代表取締役
「物価やガソリン関係の高騰などで動きが悪いのかなと。ヨーロッパや中東関係のインバウンドのお客様が激減。ゼロに近い」
ゴールデンウィークは5月2日から4日を除いて、去年の半分ほどにまで予約が落ち込んでいます。
「コロナの時は国や県の助成金が出たので、なんとかやりくりができた。今回は全くないので厳しい。すべての観光に携わっている人たちが苦しんでいることを見てほしい」
(2026年4月27日放送分より)
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