容疑者が事件10分前に犯行声明“トランプ政権幹部が標的”初出席した夕食会で銃撃

容疑者が事件10分前に犯行声明“トランプ政権幹部が標的”初出席した夕食会で銃撃
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アメリカのトランプ大統領夫妻をはじめ、政権の主要メンバーもそろって参加していた夕食会で起きた発砲事件。

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100年以上の歴史があるホワイトハウス記者会の夕食会。普段は対立することも多い大統領とメディアが一堂に会し、冗談を交えたやりとりを交わす場です。1期目も含め、出席してこなかったトランプ大統領が、初めて参加しました。

高官“集結”の夕食会で銃撃

トランプ大統領
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トランプ大統領、最初は銃声に気づかなかった様子ですが、会場は騒然となります。バンス副大統領が退避すると、少し遅れてトランプ大統領も。警備に守られながら、ヘグセス国防長官も退避します。

何が起きていたのでしょうか。その答えの一端は、トランプ大統領の投稿によって、明らかになりました。

投稿された映像
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投稿された映像には、セキュリティチェックを駆け抜けていく人影。すぐさま警備が銃を構え、追いかける様子が映っています。

銃撃戦でシークレットサービス1人が、けがをしたものの、男が夕食会会場にたどり着くことはありませんでした。

コール・トーマス・アレン容疑者
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拘束されたコール・トーマス・アレン容疑者(31)。ショットガンに拳銃、ナイフを所持していました。自宅があるロサンゼルスから飛行機ではなく、列車に乗りワシントン入りしていたそうです。

犯行に使われたショットガンなどは両親に黙って購入し、自宅で保管していたということです。近所の人たちとのつながりはあまりなかったようです。

近隣住民
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近隣住民
「近隣の人だなんて、信じられません」
近隣住民
「(Q.話したことは)記憶にない。あいさつもしたかどうか。寡黙な人でした」 

アレン容疑者は、名門と言われるカリフォルニア工科大学出身で、在学中には、車いす用緊急ブレーキの試作品を開発して、地元テレビの取材を受けたこともありました。近年は、塾の講師として働いていました。

事件10分前の“犯行声明”

容疑者が事件の10分ほど前に、家族に犯行声明を送っていたことが捜査でわかりました。

CNN キャンベル上席特派員
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CNN キャンベル上席特派員
「事件前、容疑者は家族あてに、犯行声明らしきものを送信しています。異変を感じた家族が、警察に通報しましたが、発生の数分前で、警備当局と共有する猶予はなかったようです」

友好的な連邦暗殺官アレン
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『友好的な連邦暗殺官アレン』を名乗る声明の中身です。

アレン容疑者の声明
「標的は政権幹部。地位の高い者を優先する」

シークレットサービスは、どうしても必要な場合のみ標的にするとし、夕食会のゲストやホテルの従業員は、一切、狙わないとしていました。

アレン容疑者の声明
「もし、絶対に必要なら、そこにいるほとんどの人を通り抜けてでも、標的にたどりつくつもりだ」

声明では、トランプ大統領の名前を一度も出していませんが、最後は、こう締めくくっています。

アレン容疑者の声明
「政権の数々の行いを振り返ると、激しい怒りに駆られる。お勧めはできない!子どもたちは学校に帰りなさい」

銃撃逆手 再び“劇場化”か

トランプ大統領
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これまでも、たびたび、命を狙われてきたトランプ大統領。2024年、選挙演説中に耳を撃たれ、負傷しながらも、こぶしを振り上げた場面は、一部の支持者の間で“神格化”にもつながりました。

今回の事件も、早速、“トランプ劇場”と化しています。

現場が騒然とするなか、1時間も経たないうちに、SNSにこう投稿しました。

アメリカ トランプ大統領のSNS
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アメリカ トランプ大統領のSNS
「ワシントンは、波乱の夜となった。銃撃犯は拘束され、私はショーを続行するよう提案したが、そこは法執行機関の判断に従う」

夕食会の続行はなくなりましたが、「30分後にホワイトハウスで記者会見を行う」とアナウンス。

ホワイトハウス
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記者たちは、そのままホワイトハウスに駆け込みます。ドレスにタキシード姿。会見場は、いつもと違う異様な光景となりました。

アメリカ トランプ大統領  
「(Q.なぜ何度もこんなことが)暗殺事件について勉強した。多くのことを成し遂げ、影響力を持つ人物が標的にされる。そうでない連中は狙われない」

一夜明けても、インタビューに応じています。

アメリカ トランプ大統領  
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アメリカ トランプ大統領
「(Q.標的はご自身だと)わからないが、犯行声明は読んだ。精神的に追い詰められていたのだろう。弟や妹が警察に通報するなど、家族も容疑者を危惧していた。(Q.けが人が出る心配は)なかった。人生そんなもの。不条理な世界だ」

■アレン容疑者が出廷する連邦地裁前にいるワシントン支局の箕輪適記者に聞きます。

箕輪適記者
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(Q.現地はどのような状況でしょうか)

ワシントン支局 箕輪適記者
「ホワイトハウスから東に2キロほどの場所にあるワシントンの連邦地方裁判所です。早朝からアメリカの大手メディアの取材チームが集まっていて、中継態勢を組んでいて、事件への注目度の高さが窺えます。おととい、発砲事件で拘束されたアレン容疑者は、一時、病院に搬送されましたが、その後、退院し、警察の施設に移され、きょうこちらの裁判所に送られてくるということで、取材陣が待ち構えている状況です」

アレン容疑者
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(Q.容疑者について、新たな情報を教えてください)

ワシントン支局 箕輪適記者
「きょうは、容疑者が初めて出廷することになっていて、今後の勾留が妥当かどうかの判断がなされたり、黙秘権に関する説明がされたりする予定です。これまでの捜査をめぐって、NBCテレビはきのう、司法省の幹部がアレン容疑者について『捜査に協力していない』と述べたと報じました。また、新たにニューヨーク・タイムズは、アレン容疑者が事件の前、周囲に『個人的に急用ができた』と話し、両親には『面接の予定がある』と告げていたと伝えました。アレン容疑者は、犯行の前日にホテルにチェックインしたとみられていて、どのように移動し、どのように銃器を持ち込んだかなど、事件の経緯や具体的な動機についてどこまで解明できるのか、今後の審理の焦点となります」

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