ドンキ新業態「ロビン・フッド」開店の舞台裏 安さにこだわり、おいしさも

ドンキ新業態「ロビン・フッド」開店の舞台裏 安さにこだわり、おいしさも
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 大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の運営会社が、新業態「ロビン・フッド」1号店をオープンしました。インフレが続くなか、安さとおいしさを試行錯誤する舞台裏を取材しました。

【画像】コンビニでは200円前後する「おにぎり」は、いくらで販売?

総菜開発“おにぎりの進化形”とは?

食品を強化
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 店を取り囲むようにできた長い行列。食品を強化した、ロビン・フッド1号店が、愛知県でオープンしました。「客のニーズをズバッと射抜く」がコンセプトです。

コンビニでは200円前後するおにぎりも…
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 ウリはもちろん、ドン・キホーテさながらの安さです。コンビニでは200円前後するおにぎりも85円から。

スタッフ
「(Q.すごい盛り上がりですね)最高のスタートが切れて良かった」

カネ美食品の南部志乃さん
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 開店にあたり、“斬新”な総菜の開発に取り組んだのが、カネ美食品の南部志乃さんです。

「日本が誇る究極のモバイルフードおにぎりの進化形、その名も“うみゃ~棒”です」

オリジナルの肉巻きおにぎり
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 片手で食べられるオリジナルの肉巻きおにぎりです。ところが、試食会では味への課題が浮かび上がりました。

総菜開発メンバー
「もうちょっと味濃いほうが」

南部さん
「薄いですか?」

総菜開発メンバー
「時間が経つと、もっと薄まるんじゃないか?」

総菜の開発リーダー・廣瀬真緒さん
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 一方、総菜の開発リーダー・廣瀬真緒さんは、なかでもパンにこだわり、何度も試作を重ねてきました。

「割と大きめ」

 ただ、こちらは198円という価格設定に「待った」がかかります。

価格設定に「待った」がかかったが…
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総菜開発メンバー
「200円は、ちょっと選択肢から外れる」

廣瀬さん
「『おいしい』は妥協できませんよ、私」

「PB商品」ブランド拡大のカギ

 「安さ」と「おいしさ」。それぞれの課題を抱え迎えたオープン当日、こだわりのクロワッサンは…。

こだわりのクロワッサンは…
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廣瀬さん
「1個99円(税込み107円)で販売いたします」

 大きさはそのままで、なんと当初の半額程度、税込み107円に。材料を見直し、限界まで価格を落としました。

中の肉にもカレーパウダーをまぶし、味を際立たせた
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 「味が薄い」と指摘されていたうみゃ~棒(1本322円 カツカレー味)は、中の肉にもカレーパウダーをまぶすことで味を際立たせました。


「楽しみました。ずっとグルグル回って、こんなになってしまった」

 今後、全国で200から300店舗にまで増やしていく方針です。

PB商品がカギに
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フードジャーナリスト 山路力也氏
「ただ低価格というだけだと売れない時代になっているので、いかに他のスーパーとは違う特徴を持たせたPB商品が、このブランドが広がっていくカギになるのかなと思っています」

(2026年4月28日放送分より)

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