
岩手県大槌町の山林火災は発生から29日で1週間です。現場では、28日まで2日続けて雨が降り、消火活動にも変化がみられています。
避難指示の解除を判断
29日5時ごろ、現場を捉えた最新の映像です。山林火災から8日目となりましたが、今も白いもやが湧き上がっています。
28日まで2日続けて雨が降りました。
3日前の夜には、パチパチという音とともに炎も見えていた国道沿いの斜面。さらなる延焼の可能性もありましたが…。28日は煙もほとんど見えなくなりました。
仙台市消防局
「地中というか腐葉土というか、木の根っことかが燃えているので。やはり目視とかで確認しないといけない」
火災が小康状態になり、避難指示区域では自宅に戻る準備が始まっていました。
住民
「(Q.きのうも戻られていたんですか?)毎日とりあえず。ちょっとずつ位牌(いはい)とかを大丈夫かなと戻している感じ」
隣の山田町の実家へ、1歳の男の子を連れての避難生活です。
6日前には、火の手が迫っていました。室内には今も焼け焦げたにおいが漂っています。
住民
「子どもを戻していいものか。私はもう帰ってきても大丈夫なんですけど、煙でぜんそくとかになると一生ものかなと。まだ決断ができない部分がありますよね」
母親が向かったのは、自宅の裏山にある神社。元の生活に戻れるよう、手を合わせます。
そのそばには、焼けた跡が残されています。
住民
「無力ですね。本当に人っていうのは。また明日も来ます。雨いっぱい降りますように」
住民
「本当にもう恵みの雨です。こんなに雨が恋しいと思ったことってない気がします」
大槌町は深刻な局面は脱したとみていて、上空から熱源などを確認したうえで、避難指示の解除を判断することにしています。
政府は今回の山林火災について、局地激甚災害に指定する方針を明らかにしました。
(2026年4月29日放送分より)
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