
19日、東ヨーロッパのブルガリアで総選挙が行われ、親ロシア派の野党が勝利。今後のEUとの関係などに影響が出る可能性が懸念されている。
【画像】過去に空軍司令官 大統領として外交経験も豊富なルメン・ラデフ氏
「ロシア寄り」のラデフ氏
ブルガリアの総選挙は、前大統領ルメン・ラデフ氏率いる親ロシア派の野党連合「前進するブルガリア」の圧勝で終わった。
「これは不信に対する希望の勝利だ。恐怖に対する自由の勝利だ」
去年12月、汚職や経済不安に対する抗議デモが行われ、政権が退陣。ラデフ氏は「ロシア寄り」で知られ、ウクライナ支援への反対やロシアとの関係改善のほか、ロシア産エネルギーの輸入拡大を訴えていた。
ロシアは、ブルガリアに親ロシア派の政権が誕生したことを「好意的に」捉えていると歓迎しているという。
EUのウクライナ支援影響か
番組では、国外投票でラデフ氏に投票したという日本に住むブルガリア人、イヴァン・ボテフさん(44)に話を聞くことができた。
「ブルガリアにとって何が一番で、ブルガリアの国民はどこで苦しんで、どこ(の国)と関係性を強くすれば、国民の生活に伝わるかというのをラデフ氏が一番大事にしているんじゃないか」
イヴァンさんは「自国の経済状況などの改善に期待し投票した」と話す。
さらに、過去に空軍司令官を務め、大統領として外交経験も豊富なラデフ氏であれば、ロシアとウクライナの問題を外交的な手段で解決することに貢献できるのではとみているという。
「歴史的にはロシアとの関係もありますし、黒海を渡ればウクライナになるので。ラデフ氏は軍人でもあるので、国内の安定を維持しつつ、国際関係においてバランスを取れた政策を進めていくことを期待しています」
(2026年4月23日放送分より)
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