“逆封鎖”継続中のアメリカ 大規模攻撃も準備か 地上部隊投入の可能性も

“逆封鎖”継続中のアメリカ 大規模攻撃も準備か 地上部隊投入の可能性も
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アメリカメディアは新たに「短期間で強力な攻撃」が準備されていると伝えています。一方で、イランは最高指導者が声明を出し「侵略者は海の底以外に居場所はない」として徹底抗戦を宣言しています。

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“核の脅威” 排除済み? 攻撃の大義は

戦闘開始から丸2カ月が経過。初めてヘグセス国防長官が公聴会に出席しました。FOXニュースの人気キャスターとして名を馳せたヘグセス氏ですが、公聴会では失言が目立ちます。

民主党 スミス下院議員
「いまだにイランは屈していないが」

アメリカ ヘグセス国防長官
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アメリカ ヘグセス国防長官
「核施設を壊滅させています。地下に埋もれた残骸は24時間体制で監視しており…」

民主党 スミス下院議員
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民主党 スミス下院議員
「おいおいおい『差し迫る核の脅威が戦争突入の理由』60日前、あなたはそう言った。その脅威が完全に排除されて“いた”と?」

アメリカ ヘグセス国防長官
「イランは核の野望を捨てていません」

アメリカ ヘグセス国防長官
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“イランによる核の脅威が迫っていた”トランプ政権が攻撃に踏み切った理由としてずっと述べてきたことです。ところがヘグセス長官は、去年行った核施設への空爆で、その脅威が排除されていたと認識しているようです。

民主党 スミス下院議員
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民主党 スミス下院議員
「つまり去年の核施設への攻撃はなんの成果もなく、状況は以前と全く変わらず、その結果、戦争に踏み切ったと?」

アメリカ ヘグセス国防長官
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アメリカ ヘグセス国防長官
「そうではない。施設は爆撃により壊滅したが、核の野望は残りました」

トランプ氏“核開発棚上げ”認めず

攻撃に大義はあったのか。根幹が揺らぐ一方で、出口も見えなくなっているのが今のイラン情勢です。アメリカのニュースサイト『Axios』が2つの戦略を報じています。

Axios
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Axiosの報道
「トランプ大統領 核合意まで封鎖を継続すると表明」
「木曜日、司令官らがトランプ大統領に新たな軍事選択肢を説明」

1つは、イランが要求を飲むまで、ホルムズ海峡の“逆封鎖”を継続すること。それでもイランの態度に変化がなければ、“短期的かつ強力な攻撃”に踏み切るというものです。攻撃はインフラ施設を含む案や、地上部隊を投入する案も検討されているといいます。

どちらもイランを交渉のテーブルに戻すための圧力。トランプ大統領はイランが提示してきた“核問題を棚上げする案”をすでに拒否したと言われています。

アメリカ トランプ大統領
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アメリカ トランプ大統領
「イランも歩み寄っているが、十分かどうかは別の話だ。核兵器の完全放棄に同意するまで合意は絶対にない」
(Q.海上封鎖で核協議が進むか?それとも追撃が必要だと?)
「状況次第だ。今も協議を進めているが、書類1枚のために18時間移動などまっぴらだ。今は電話で済ませている」

モジタバ師「侵略者は海の底に…」

ただ、態度を軟化させるには至っていません。公開された最高指導者モジタバ師の声明では…。

最高指導者 モジタバ師の声明
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最高指導者 モジタバ師の声明
「米国による世界最大規模の軍事侵略、そして屈辱的な敗北を経て、ペルシャ湾海域では新たな時代を迎えつつある。数千キロ離れた地からやってくる略奪者の居場所は海の底以外にない」

国民が“守っていく”として列挙した中に「核」という言葉も入っています。

先物価格
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全く進展が見られない交渉。すぐに影響が原油市場に表れ、先物価格は一時、1バレル=110ドルの大台を突破しました。

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