高市総理はナフサ製品「越年供給できる」も トレー不安で冷蔵餃子の販売休止

高市総理はナフサ製品「越年供給できる」も トレー不安で冷蔵餃子の販売休止
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 高市早苗総理大臣が、「ナフサ」関連製品について流通の目詰まりを解消するよう、関係閣僚に求めました。ギョーザを入れるトレーが不足し、一部商品の販売を休止した店もあります。

【画像】「ぎょうざの満洲」不動の一番人気メニューは?

高市総理 中東以外から輸入

確保できる量が増えたと説明
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高市総理大臣
「ナフサ由来の化学製品の供給は、これまで半年以上とお伝えしてきたが、さらに延びて年を越えて継続できる見込みとなった」

 石油化学製品の原料となる「ナフサ」。備蓄原油を使った国内精製に加え、中東以外から輸入することで確保できる量が増えたと説明しました。

 経済産業省は、ポリエチレンやポリプロピレンなど、ナフサ由来の化学製品の在庫は国内需要の1.8カ月分程度の水準を維持していると発表。

 明るい材料がもたらされますが、現場の不安は拭えていません。

冷蔵のギョーザ販売休止

一部商品の販売を休止する事態に
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 ギョーザが人気の飲食店では石油由来製品の原料不足によって、一部商品の販売を休止する事態となっています。

不動の一番人気メニュー「焼きぎょうざ」
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 埼玉県を中心に全国で104店舗を展開する「ぎょうざの満洲」。こだわりの国産豚肉に小麦粉・野菜も国内産を100%使用した「焼きぎょうざ」は不動の一番人気です。

 そんな看板メニューを自宅でも楽しめるようにと、店内で冷蔵や冷凍の「生ぎょうざ」が販売されています。しかし…。

自宅でも楽しめるようにと販売していたが…
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ぎょうざの満洲 広報 久保田洋美さん
「冷蔵ぎょうざを販売休止することを決定した」

 1日から関東の店舗で「冷蔵 生ぎょうざ(12個入り)」が販売休止となります。

トレーを製造している会社で…
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「パックぎょうざのトレーの部分を製造している会社で、石油由来原料の供給は不安定になっている。今後、仕入れの値段が上がってきたり、思うように入ってこなかったりという可能性はあるかとは思う」

 すぐに容器がなくなるわけではありませんが、先行きが不透明な中、苦渋の選択だったといいます。

「冷蔵を購入したいお客様が大変多いので、そこが不安でもある。お客様に申し訳ないなっていう気持ちが一番大きい」

「冷凍 生ぎょうざ」はこれまで通り販売
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 「冷凍 生ぎょうざ」はこれまで通り販売を続け、各店舗で設けられている特売日には割引販売も行うということです。

値上げラッシュの可能性も

1日から値上げされる食品や飲料は70品目
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 帝国データバンクによりますと、1日から値上げされる食品や飲料は70品目で、最多はチョコレートなどの「菓子」38品目です。

 食品フィルムやラベルインクなど、石油由来素材などの高騰を受けた値上げがみられ始めているといいます。

広範囲な値上げラッシュ再燃の可能性も
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 また、ナフサの供給不足から早ければ夏、遅くとも秋ごろにかけて広範囲な値上げラッシュ再燃の可能性が高いとみています。

(2026年5月1日放送分より)

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