川崎市で元交際相手からのストーカー被害を訴えていた女性が殺害された事件の発覚から1年です。被害者支援団体の代表は更生プログラムの大切さを訴えます。
【映像】被害者支援団体「加害者が変わらない限りは解決しない」
去年、岡崎彩咲陽さん(20)の遺体が見つかり、元交際相手の白井秀征被告(28)が殺人などの罪で起訴されました。
神奈川県警本部長(当時)「被害者の女性やその親族からの相談などに対する不適切な対応について深くおわび申し上げます」
神奈川県警は去年9月、彩咲陽さんからのストーカー相談の検証結果を公表し、「危険性と切迫性を過小評価し、基本的な対処を欠いていた」と謝罪しました。
神奈川県警は対応を強化し、ストーカー規制法での摘発件数は前の年と比べて3倍以上に増加し、禁止命令も大幅に増加しました。
去年12月にはストーカー規制法が改正され、被害者の申し出がなくても警察の判断で警告ができる仕組みなどが導入されました。
事件の後、制度は変わりました。それでも同様の事件が相次いでいます。
彩咲陽さんの父親会見(去年9月4日)「いい方向に向かっているというのは、間違いないのかもしれないですけど、人間性が変わんなかったら多分同じことって何度も繰り返されると思います」
ストーカー規制法に基づき、加害者には医療機関の受診が促されますが、1割未満にとどまっている現状があります。被害者支援団体は加害者の意識を変えるべきと訴えます。
NPO法人「女性・人権支援センターステップ」栗原加代美理事長「どんなに被害者を守っても、加害者が変わらない限りはこの問題は解決しない。(加害者の)更生プログラムがどんなに大切か、もう一度考えていただきたい」「僕も一歩間違ったら、同じように事件を起こしていたかもわからないと。だからここに来れてよかったと泣く加害者もいました」
(ANNニュース)
※岡崎彩咲陽さんの「崎」は正式には「たつさき」
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