
旭山動物園の飼育員の男は逮捕前、「2時間以上燃やした。妻は灰になった」と話していたことが分かりました。番組は犯行があったとされる日の後に男と会ったという知人の男性に、その時の様子を聞くことができました。
1mほど大きさ荷物おろす姿
「誠実でまじめで、仕事も一生懸命な姿勢だし、いつも会った時はあいさつしてくるし、感じのいい人だなと思っていました」
鈴木達也容疑者(33)についてこう語るのは仕事などで関わりがあったという知人男性です。
「30代男性職員、既婚者という情報がまず出ていたと思うが、彼を疑わなかったです。びっくりです。僕の知らない人格の彼がもう一人いたんですね」
鈴木容疑者(2024年)
「僕はカバの他に、キリンも担当しているので」
「飼育員がちゃんと見られなければいけない前提があるので」
旭山動物園の飼育員・鈴木容疑者。妻・由衣さん(33)の遺体を園内の焼却炉で燃やすなどして損壊した疑いで、2日に検察に送られました。
「焼却炉に妻の遺体を遺棄した」との説明通り、動物園の焼却炉からは遺体の一部が見つかっています。
およそ1カ月前の3月31日午後9時ごろ。車で訪れた容疑者が1メートルほどの大きさのモノを下ろす様子が映っていました。
その後、動物園の車両に載せ替え、現場の焼却炉まで運んだ可能性があるとみられています。
園内からは由衣さんのものとみられるスマートフォンが見つかりました。
鈴木容疑者が逮捕前に、「2時間以上燃やした」「妻は灰になった」という趣旨の話をしていたことも新たに分かりました。
“犯行後”「いつも通り」知人証言
犯行後も、先月23日まで普段通り出勤していた鈴木容疑者。
知人によると遺体を燃やしたとされる3月末から2週間後に会った際、鈴木容疑者に変わった様子はなかったといいます。
鈴木容疑者の知人
「(Q.容疑者と最後に会ったのは?)先月、4月の中旬ぐらいです。お会いした時には元気よくあいさつしてくれて、帰る時には『お疲れ様でした』と。そんなに何かを話したわけではない」
「(Q.表情は?)ニコニコしていました、いつも通り。全くいつも通りの彼でした」
2015年に動物園の職員として採用され、その後、飼育員となった鈴木容疑者。当時(2017年)の広報誌には、こんな思いをつづっていました。
「大きくて目立つ動物だけでなく、ひっそりと生きているような生き物にも目を向けてほしい。お互いに大切な存在です」
鈴木容疑者の知人
「夢かなって動物園に入った。動物の素晴らしさ、いとおしさをお客さんに伝えて興味や関心を持ってもらうという部分に関して一生懸命だった。中堅(飼育員)としてこれから支えていく、引っ張っていく人材だったと思います」
夫婦の間に何が?
一方で、妻の由衣さんに対しては「残らないように燃やし尽くしてやる」と脅していたとみられます。夫婦の間に何があったのでしょうか?
近隣住民
「夫婦仲はよさそうな気がした。(自宅の)屋上に上がって何かを見ていた2人で。2人で行動するくらいだから仲がいいと思う」
しかし、最近、夫婦の様子に違和感を覚えたという人も…。
近隣住民
「夫婦が家の前で焼き肉をやるが無言で焼いて食べていて、ただ焼いて食べているという感じで、夫婦で会話をしているのは聞いたことがない」
調べに対して容疑を認めている鈴木容疑者。警察は、由衣さんを殺害した可能性も視野に捜査しています。
(2026年5月3日放送分より)
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