
トランプ大統領と習近平国家主席の米中首脳会談が来週に迫っています。その直前にトランプ大統領の側近・ベッセント財務長官が来日します。高市政権の狙いはどこにあるのでしょうか。
【画像】片山財務大臣や日銀・植田総裁とも会談の方向で調整のベッセント財務長官
GW為替介入 4兆円規模か
財務省 三村淳財務官
「(Q.大きくの為替が動く状況、改めて為替介入か?)特にコメントする必要はないと思います。引き続き変わらぬ警戒感をもって注視しております」
ゴールデンウィーク中にも起きた、政府・日銀による為替介入とみられる急激な円高。6日は20分ほどで2円以上円高が進み、一時155円台前半をつけました。
「連休が終われば、また週末も来ますから」
「(Q.それはゴールデンウィークと同じような警戒を続けていくということか?)申し上げた通りです」
複数の金融取引の仲介会社によると、公表された1日から6日までの日銀の当座預金の増減の見通しが、自社の予想と4兆円以上ズレていたということです。
5月に入り、政府・日銀が4兆円を超える規模の為替介入をした可能性があります。
IMF=国際通貨基金は為替介入の回数について「6カ月で3回まで」を自由変動相場制のルールとしていますが…。
「為替介入に関する回数を制約するルールとは思っておりません」
市場では、中東情勢悪化に伴う原油高を背景とした円売り圧力が根強い状況です。
高市政権「変な妥協警戒」
そんな中、14日から中国を訪れ米中首脳会談に臨むトランプ大統領。これに先立ち、来週ベッセント財務長官が日本を訪問し、高市早苗総理大臣、片山さつき財務大臣、日銀の植田和男総裁らと個別で会談する方向で調整が進んでいます。
片山大臣
「元々、日本大好きな長官なので、日本に先に行ってから中国訪問したいと」(先月15日)
会談では円安が続く為替について議論するとみられますが、専門家は日本側の本音は対中政策にあるといいます。
上智大学 総合グローバル学部 前嶋和弘教授
「ベッセント財務長官も含めて中国に行くわけです。米中首脳会談で中国側に対して、トランプ政権が変な妥協をしないように、米中首脳会談にくさびを打ちたい」
(2026年5月8日放送分より)
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