
北海道の国道沿いで11日午後、クマが目撃されました。その体長は2メートルほどとみられています。先月末には、300キロを超えるヒグマも捕獲された北海道。相次ぐ出没に住民の不安が高まっています。
【画像】北海道・国道沿いに“2mヒグマ”出没 今後“繁殖期”で行動活発化に警戒
国道沿いに2mヒグマ出没

北海道興部町の国道沿いで11日に撮影された映像。クマが歩道をゆったりと歩いていきます。巨体を揺らし、猛スピードで走り出す場面も。その後、山の方へと消えていきました。

撮影した人
「たぶん2メートルぐらいだと思う。エサを探していたんですかね。車の周りのニオイを嗅いで、それで国道に向かっていった。もし歩いていたら本当に危ない。とても怖かった」

同じ町内の山林では冬が明けて以降、体重300キロはあろうかという巨大なヒグマが何度も撮影されています。別の日には、親子とみられる3頭のクマもカメラに捉えられています。

20年ヒグマを観察 黒澤徹也さん
「親は春先にしては太っている印象。子グマも大きい方だと思う」
これから“繁殖期”行動が活発に

北海道では先月、体長2メートル15センチ、体重約330キロのヒグマが捕獲されています。なぜ、巨大なクマの出没が相次いでいるのでしょうか。

岩手大学農学部 山内貴義准教授
「通常、今の時期、ヒグマもツキノワグマも新芽や山菜などを食べることが多い。基本的には急激に体重が増えることはないが、もしかしたら里の栄養価の高いものを食べたか、今年は3月は暖かい日が続いたので冬眠明けも早く、食べるのも早くなり、体重の増加も早いのかな」
注意が必要なのは、今後、繁殖の時期に入るということ。
岩手大学農学部 山内貴義准教授
「繁殖期(初夏)になると、オスはメスを探しものすごい活動的に。メスも特に親子連れが神経質な状態になりますので、クマ全体が活発に動き回る時期なので、やっぱり事故はどうしても起きやすい状況になる」
