12日、参議院外交防衛委員会において、安保3文書改定に向けた有識者会議のメンバーに、大手メディアの代表取締役社長2名が選出されていることの是非をめぐり、追及がなされた。
立憲民主党の田島麻衣子議員は「今回の安保3文書改定の有識者会議のメンバーは15名いらっしゃり、大手メディアの代表取締役社長が2人入っている」と指摘。「メディアは政府から独立した立場で、本来であれば権力を監視する役割を担っている。こうした方々がきちんと権力を監視し、政策を評価できるのか? 中立性は難しい部分があるのではないか」として選定理由を質した。
これに対し、内閣官房の柏原内閣審議官は「個々の委員の選定理由は総合的な判断によるもので、コメントは差し控えたい」とした上で、「様々な分野から高い見識を持つ有識者の皆様にご参加いただき、多様な視点から活発にご議論いただくことは大変重要だと考えてございます」と回答。
田島議員はここまでの質疑も踏まえて「全く初めから質問に答えていただけてないですけどね、一貫してね」とバッサリ。さらに「メディアをメンバーに入れることは、メディアが政府から独立する立場で権力を監視し、政策を評価、本当にできるんでしょうか?」と畳みかけたが、柏原審議官は「国民に対する説明責任をしっかりと果たすことは政府としても重要なことだと思っております。多様なバックグラウンドを持っている方に入っていただくことが適当」と述べるにとどまった。
田島議員は先の質疑についても引き合いに出し「(安保3文書改定の有識者会議の)議事録の公開すらもお約束いただけない中で『説明責任をしっかり果たす』と言っていただいても説得力はないんですけれどもね」と指摘。
この際、議場内から「そうだ!」と共感のヤジが飛ぶと、田島議員はヤジの方に目を向け、「そう、そうなんですよね」とつぶやいた。このやり取りに議場内には笑いが響き、田島議員は次の質問に移った。
(ABEMA NEWS)

