生徒「死ぬかもしれない」保護者にメッセージ…バス事故前に車内で感じた“異変”

生徒「死ぬかもしれない」保護者にメッセージ…バス事故前に車内で感じた“異変”
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福島県の磐越道で高校生1人が死亡、20人がけがをした事故で、マイクロバスに乗っていた生徒が、バスの運転に危険を感じ「死ぬかもしれない」といった趣旨のメッセージを保護者に送っていたことが分かりました。

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車内で感じた“異変”

早朝の街中をゆっくりゆっくり走るバスを、カメラが捉えた3時間後のことでした。部活で遠征に向かっていた生徒たちは、事故の前から異変を感じていたようです。

北越高校ソフトテニス部の関係者
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北越高校ソフトテニス部の関係者
「運転がおかしくなってきて、身の危険を感じた生徒は親に連絡を取り始めました。その後すぐ事故が起きました」

生徒の中には保護者に宛てて「死ぬかもしれない」といった内容のメッセージを送っていたことが捜査関係者への取材で明らかに。バスの車内では動画をまわしていた生徒もいたそうです。

部活の顧問は別の車でだいぶ前を走っていて、そうした状況を後から知ったといいます。

男子ソフトテニス部 寺尾宏治顧問
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男子ソフトテニス部 寺尾宏治顧問
「事故を起こす前もトンネルで擦っていたとか、休憩をした時に車の片側がぶつかって擦ったような跡があったことを後から聞いた」

かばんの“現金入った封筒”は…

事故当日はバスの車内だけではなく、道路にも生徒らの持ち物が散乱していました。学校側は、警察などから返却されたものを保護者らに引き取りに来てもらいます。ところが、その中に1つ。

男子ソフトテニス部 寺尾宏治顧問
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男子ソフトテニス部 寺尾宏治顧問
「見たことがないかばん、ボストンバッグ1つがずっと残っていた。『持ち主不明のかばんです』と警察に渡した」

封筒
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かばんの中には現金3万3000円の入った封筒があり『手当』『高速』『ガソリン』といった表書きがあったといいます。その封筒について、学校側は、バスを手配した蒲原鉄道が運転手に渡したものとみています。

しかし、蒲原鉄道は当初、こう説明しています。

蒲原鉄道 茂野一弘社長(6日)
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蒲原鉄道 茂野一弘社長(6日)
「ドライバーに『お金を渡すから来て』と交渉をしているわけではない。学校側も1日運転してもらうということで、手間代を出してくれるのだと思う。うちの方で手間代を出しているわけではない」

13日朝に改めて、蒲原鉄道の営業担当に聞くと。

蒲原鉄道 金子賢二営業担当
(Q.“蒲原鉄道が嘘をついている”ともとれる発言だが)
「向こうに聞いて下さい」
(Q.3万3000円入りの封筒を“蒲原鉄道が渡した”ともあったが)
「……」

遅れて社長も姿を見せました。

蒲原鉄道 茂野一弘社長
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蒲原鉄道 茂野一弘社長
(Q.3万3000円の入った封筒はご存じか)
「今捜査中ということもあり、お話しすることができません」

警察は、生徒がバスの車内で撮影していた動画を解析するなどして、事故の詳しい経緯を調べています。

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