担当検事「反社や」「お寒いわ」東京地検特捜部“不適正取り調べ”映像入手

担当検事「反社や」「お寒いわ」東京地検特捜部“不適正取り調べ”映像入手
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生田尚之被告
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国を訴えているのは、太陽光発電関連会社の社長・生田尚之被告(52)です。生田被告は、金融機関から約22億円をだまし取ったなどとして詐欺と特別背任の罪で起訴され、1審で懲役11年を言い渡されました。これを不服として、現在、控訴中です。

【画像】担当検事「反社や」「お寒いわ」東京地検特捜部“不適正取り調べ”映像入手

ANNが関係者から提供を受けた映像は、5年前、東京地検特捜部の検事による取り調べの様子です。

担当検事
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【2021年6月3日】
担当検事
「捜査機関がなめられたと思ったらどうするか、考えたら分かるはずや。ふて腐れてんのか。検察庁を敵視するってことは反社やん、完全に。それは分かるはずや。うちは市民のために一生懸命働いとんねん。そんなつもりじゃないってことか。それも答えんか」

生田被告は終始、黙秘しました。

担当検事
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【2021年6月23日】
担当検事
「生田さん、ちょっとええかな。にらむな、こら。何でにらまれなあかんねん、こっちが」

【2021年7月2日】
担当検事
「ええか生田さん。簡単に嘘をつきすぎ。生田さん、こっち見ようか。なんで嘘をつく。簡単に嘘をつくし、必死に嘘をつく」

【2021年7月5日】
担当検事
「責任を取りたくないという、人間の醜いところが凝縮された感があるよな、この取調室は。ええんやで生田さん。すごいよな。麗しさが一切ないっていう。笑けてくるねん、ちょっと。なんか笑えてくるわ。ええよな笑っても。おもろなってきて。なんちゅうかな、もう。こってり感満載。例えば生田さんに有利な事情が出なかったとか。またピクッとしたな。うんざりやな」

生田被告
「えっ」

担当検事
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担当検事
「もうええわ。もういい。お寒いわ」

生田被告
「何も今表現していないですけど」

担当検事
「ピクッてしてんの分かるねん。こっちだってアホやないんやから」

生田被告
「じゃあ本当に何も言えないですね」

担当検事
「『本当に何も言えないですね』って、何も言うてへんかったやないか。何か言うとったっけ。俺勘違いかよ、この39日間。何か言うとったの聞いてへんかったん、俺が。俺が39日間、聞いてへんかったのかな、何か言うてたの。ええか生田さん。黙秘を人のせいにするな。自分が選んだんやろ」

生田被告
「してません」

担当検事
「してるやろが」

生田被告
「してない。ひどい」

最高検
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最高検は、2022年、侮辱的な発言があったなどとして取り調べを不適正と認定。2023年、生田被告は、国に1100万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こしました。映像の一部を、法廷で再生することを求めていて、東京地裁が検討しています。

また、2024年、担当検事を刑事告訴しましたが、東京高検は「違法な行為であると認めるに足る証拠がなかった」として不起訴処分にしました。被告側は、これを不服として先月、担当検事を裁判にかけるよう求める付審判請求を行っています。

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