13日、参議院決算委員会において、れいわ新選組の奥田ふみよ共同代表が、高市政権の原発政策と安全保障方針などについて、205秒にわたり、ノンストップで持論を展開し、政府を厳しく糾弾した。
【映像】奥田議員が止まらない…「ノンストップ205秒」の瞬間(実際の様子)
奥田議員は福島第一原発事故に伴う「原子力緊急事態宣言」が事故から15年を経てもなお解除されていない現状を確認。その上で、原子力防災担当大臣に対し、「二度と過酷事故を起こさないように、未然に万全を期して、あらゆる手段を尽くして防災する、まさにその点が大臣に問われている」と追及。
さらに、「ロシア・ウクライナ戦争では、このザポリージャ原発が実際に真っ先に軍事制圧されました。国家間の武装武力紛争においても原発がまず標的になるということがはっきりしたんです。『原発の核は平和利用』とは言いますが、一方で最終兵器として、原子爆弾として大量殺戮のために軍事利用される。平和利用と軍事利用の違いは核分裂の速さと濃度です。この低濃縮か高濃縮かの違いだけで核は核なんです」と指摘。
高市政権に対しても「この他国との緊張をわざわざ生んで軍拡を煽る高市政権、国民の命を守るのが務めなのに、やってることは真逆だと言いたい。人殺しの武器を買いまくったり、人殺しの武器を国内で作って海外に売り飛ばすような落ちぶれた商売を始めると意気込む日本。メイド・イン・ジャパンの武器で破壊された国は、必ずその国にやり返されますよ。そんな日本にある原発がその国のテロリストにもし占拠されたらどうなるのか? 占拠されないためのアメリカ型対策を危機感を持って軍拡より先に早急に保障していかなきゃいけないのでは? 海外の戦争でもいの一番に原発が占拠されている、その教訓を、全国民の命を守るための法整備、なんでやってくれないんですか? 生存権の問題、憲法25条違反だと言わざるを得ないです。だって、原発だけでも54基あるんですもん。これはまさに自国に向けた核弾頭なんです」と過激な言葉で糾弾した。
奥田議員の訴えは、配信を見守る視聴者や国民全体へと向けられた。
「主権者の皆さん、これ以上人間は核を増やしてどうするんでしょう? 2025年6月時点で9カ国が保有する核弾頭の合計は9615発。もう使えない解体待ちの核を含めれば1万2340発。加えて、原発の核は世界で433基もある。これって全部核。そして、地球はたった1つ。たった1個の地球にこれだけおびただしい核が存在している。この狂った現実を、全ての政治家はもちろん、全ての主権者の皆さん、向き合ってください。徹底した平和外交を貫く政治にみんなで変えなきゃもう後がありません。主権者の皆さんにこの地獄のような現実を無視し、軍事ビジネスで稼いでいくと言い放った自民党。他国との不安を煽り、軍拡を推し進める政治家、必要ですか?」と訴えて質疑を終えた。
(ABEMA NEWS)

