
今月14日に北京で行われた米中首脳会談で、習近平国家主席が、高市早苗総理大臣を名指しで批判していたことが分かりました。
【画像】中国・炭鉱事故 高市総理が英語や中国語でお見舞いのメッセージ
日中閣僚が晩さん会で立ち話
22日、中国の蘇州で開かれたAPEC貿易担当相会合の「晩餐(ばんさん)会」。
赤沢経済産業大臣
「夕食会が始まる際に王部長と短時間立ち話をしました」
「王部長」とは、中国の王文濤商務相のことです。
去年11月、高市総理の「台湾有事」を巡る国会答弁をきっかけに悪化している日中関係。それ以来、日中の閣僚が接触するのは初めてとみられます。
赤沢経済産業大臣
「メインテーブルに向けて歩き始めたタイミングで、王部長が1人で座られたわけですね。そこに足を運んで『やぁやぁ』と話をした」
ただ、立ち話の中身については明らかにしませんでした。
習氏が高市総理を名指し批判
同じ日、中国では炭鉱で82人が死亡するガス爆発事故が発生しました。すると、高市総理は日本語に加えて英語と中国語で、お見舞いのメッセージをSNSに投稿しました。
「大きな被害が生じていることに、大変心を痛めています。被害に遭われた方々に対し、心からお見舞い申し上げます」
日中関係に変化が起き始めているのでしょうか。
政府関係者によりますと、14日の米中首脳会談で、習主席が高市総理の名前を挙げたうえで「軍国主義の復活だ」などと批判していたことが分かりました。また、台湾の頼清徳総統の名前も出し、2人が「地域の脅威になっている」と主張していました。
トランプ大統領は習氏に同調せず、高市総理を「素晴らしい指導者だ」と擁護したということです。
中国訪問を終えたばかりのトランプ氏と、電話で会談した高市総理はこう述べました。
「日本については大変なお力添えをいただいた。深く感謝を申し上げる内容だった」
26日から、フィリピンのマルコス大統領が国賓として来日します。フィリピンは、南シナ海の領有権問題を巡って中国と対立しています。
(2026年5月25日放送分より)
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