
白昼の銀座に多くの救急車と消防車が駆け付けました。居合わせた人は「急にのどが焼けるような感じがした」と話しています。
銀座で異臭騒ぎ
現場に駆け付けたカメラマン、辺りは騒然としています。行き交う消防車や救急車、その中心には…。
銀座の商業施設前、入り口です。青いカバーの中に買い物客でしょうか。何人かの方が座り込んでいるところがみられます。
現場では、治療や搬送の優先順位を決める「トリアージ」も行われていました。
現場は、東京・銀座の6丁目付近です。
25日正午ごろ、商業施設「GINZA SIX」の1階で「銀行で刺激臭がする。みんなせきをしている」と110番通報がありました。
通報直後の時間帯。せき込む人がいたのが分かります。
発生直後現場にいた人
「みんな外でタオルで口をおさえていた。(中に)入ったら、においとのどがやられる感じがして、すぐ出た」
商業施設の中にいた人も、状況をつかめていない様子でした。外国人観光客も多くいる時間帯です。
GINZA SIXでスプレー噴射か
捜査関係者などによると、銀行のATMコーナーで突然、何者かがスプレーのようなものをまいたといいます。
現場にいた人
「(Q.(現場の)前を通った?)通るというか『G』の下のあたりまで来た時に急にむせた。急にせきが出て、のどが痛く…」
目撃者
「男の人がしゃがみこんでいた。意識はあるがフラフラしている。最後運ばれている時は動けない。もう吐いていた」
当時、銀行の中にいた人にも話を聞けました。
「ちょうど銀行に行っていて、急にのどが焼けるような感じ、せきと鼻水・くしゃみが出た。急に鼻が痛くなって、せきが出始めた」
銀行内の壁には赤く染まっている所が…。
消防による簡易鑑定では「カプサイシン」の成分が出ていて、現時点で客など26人がのどの痛みを訴え、そのうち25人が病院に搬送、全員意識はあるということです。
スーパーアンビュランスとは
現場には大規模な態勢が敷かれました。どのような活動が行われていたのでしょうか?
これは、スーパーアンビュランス「特殊救急車」です。
元東京消防庁レスキュー隊 田中章さん
「多くのけが人を収容し手当てができる。人員搬送車、現場に応急救護所、大きなテントを設置するが、そういったものを運ぶ資機材搬送車。一般の救急車の数も非常に多く出たと思う。10人以上同時にけが人が出た場合などは『多数傷病者対応』をどの消防本部もとる」
また、オレンジ色の防護服をまとった隊員については…。
田中さん
「特に今回の場合にはのどの痛み。“化学災害”が疑われるということでハズマット(特殊災害対策隊)という化学部隊ですね。東京では地下鉄サリン事件の経験から“対応部隊”を投入する」
スプレーのようなものは、男がまいたとみられ、新橋方向へ逃走したということです。
警視庁は、傷害事件として行方を追っています。
(2026年5月25日放送分より)
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