原油不足が「物価の優等生」キノコにも影響 生産、包装資材の確保ままならず

原油不足が「物価の優等生」キノコにも影響 生産、包装資材の確保ままならず
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 ホルムズ海峡を通過した、日本向け大型タンカー「出光丸」が25日に名古屋港に到着しました。しかし、ナフサなどの供給の目詰まりの影響が拡大し、食卓になじみのある、キノコにも及んでいます。

【画像】苔だらけになった菌床栽培の天井フィルム

「喜ばしいこと」木原長官

出光丸
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 戦闘開始後、ホルムズ海峡を、日本向けの大型原油タンカーとして初めて通過した「出光丸」。25日に名古屋港に到着しました。

木原稔官房長官
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木原稔官房長官
「日本に無事到着した旨の報告を受けており、エネルギーの安定供給確保の観点から喜ばしいことと受けとめております」

 出光丸が積んでいる原油はおよそ200万バレル。日本で消費される原油の「一日分に満たない量」でしかありません。

 戦闘終結に向けアメリカ、イラン双方が歩み寄りを見せる中、今もペルシャ湾内には、39隻の日本関係の船舶がとどまり、膠着(こうちゃく)状態が続いています。

 アメリカで5月の最終月曜日に行われるメモリアルデー。トランプ大統領は、バージニア州のアーリントン国立墓地を訪れ戦没者を追悼。この場でも、「イランの核兵器開発の放棄」について妥協しない考えを強調しました。

トランプ大統領
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トランプ大統領
「(イスラエルとアメリカがイランを攻撃した)壮絶な怒り作戦で、私たちは13人のかけがえのない仲間を失いました。素晴らしい彼らは、世界一のテロ支援国家が、決して核兵器を手にすることのないよう自らの命を捧げました。彼ら(イラン)は決して核兵器を手にすることはないでしょう」

キノコ栽培にも影響

 原油の供給不安は、“物価の優等生”といわれるキノコの栽培にも影響を及ぼしています。

 こちらは、菌床栽培のシイタケですが…。

菌床栽培のシイタケ
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河内椎茸園 河内雅幸園主
「笠の部分の茶色がちょっと白っぽくなっちゃう」

苔だらけの天井のフィルム
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 ほどよく日光を遮りながら行われる菌床栽培。天井のフィルムを見てみると、苔だらけになっていて、日光がまったく届かない、遮光しすぎの状態になっていました。

「ちょっと前までは、(フィルムを)この規格で作ってくれと言うと、すぐ作ってくれてたんですけど、今それができないとメーカーの方で断られちゃって」

 フィルムの原料が品薄のため、交換もままならない状況です。このままでは必要な光の量が足りず、しいたけの形や色に影響が出るといいます。

「味は変わらないんですけど、見た目の問題で。とりあえずお客さんは(他に商品が)なければ買ってくれるが、どうせだったらきれいな色と形を出したい」

 菌床栽培では、ボイラーの蒸気を送り込んで殺菌する工程が重要だといいますが…。

河内椎茸園 河内雅幸園主
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「ボイラーが灯油をかなり使っちゃう。(その結果)原価率が上がっちゃう、どうしても。できた商品を本当は高く売りたいが、結構、生産者がいっぱいいるので、一軒だけ高くしちゃうと、やっぱりどうしても売れ残っちゃう。価格は急に上げられないので」

 販売の現場では、ナフサ不足の影響が出ていました。

「品物が少なくなってきている」
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COPLUS STEP 栗原淳さん
「シイタケをパック詰めする、あれについているラップも、なかなか品物が少なくなってきているので、買えるタイミングで買い置きをしているという状況」

 もともと1本2000円で購入していたラップが、今では1本4000円ほどでの購入を余儀なくされているといいます。

「(在庫が)ここに1本だけあります。この2本と、そこのもう1つの機械についている(全部で)3本」
「(Q.ラップが購入できなくなったら?)正直、売値とかが変わってしまうから嫌なんですけど、袋詰めとかにして、袋で代用しようかなと思っている。本当に心配が絶えないですね」

(2026年5月26日放送分より)

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