栃木強盗殺人“主導”役か 40代男に逮捕状 どんな人物?

栃木強盗殺人“主導”役か 40代男に逮捕状 どんな人物?
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 強盗殺人事件で新たな動きです。警察は夫婦に犯行を指示した疑いで40代の男の逮捕状をとりました。男はどんな人物なのでしょうか。

【画像】首謀者?逮捕状の40代男 海外に

40代男に逮捕状 どんな人物?

 今回の事件の首謀者なのでしょうか。

今回の事件の首謀者なのか?
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社会部 阿部佳南記者
「警察によると“40代の男”が事件を主導していた可能性があるということです。すでに逮捕されている竹前容疑者夫婦より“上の立場”ということが分かっていて、夫婦と何かしらの関係があるとみて今まさに捜査が行われているところです」

 今月14日に、栃木県上三川町の住宅で発生した強盗殺人事件では、富山英子さん(69)が胸を刺されるなどし殺害されたほか、息子2人もけがをしています。

 これまでに、この事件に関与したとして逮捕されたのは6人です。

この事件に関与したとして逮捕されたのは6人
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 住宅に押し入った「実行役」の16歳の少年4人と、「指示役」とみられる竹前海斗容疑者(28)と美結容疑者(25)の夫婦です。

 少年の1人は「夫婦に頼まれた」などと供述していて、警察は、匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる“トクリュウ”による犯行とみて捜査。さらに上の立場の指示役がいることも視野に実態解明を進めていました。

40代の男が浮上
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 そんな中、40代の男が浮上したわけですが、警察はどのように男にたどり着いたのでしょうか?

阿部記者
「警察は、事件の関係者から押収したスマートフォンを調べるなど捜査を進めてきました。その結果、竹前海斗容疑者が、何者かと“秘匿性の高い通信アプリ”で事件に関するやりとりを行っていたことが分かり、解析を進めたところ、その相手が今回逮捕状をとった40代の男だと判明したということです」

逮捕状の40代男 海外に

 専門家によると、こうした通信アプリは今やトクリュウによる犯罪には、欠かせないものだといいます。

「1つの動かぬ証拠ということになり得る」
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犯罪ジャーナリスト 石原行雄氏
「テレグラム・シグナルなど、秘匿性の高いアプリというのが闇バイトシステムを大きく支えている道具といっても過言ではない。証拠の残るSNSでやり取りするのではなく“秘匿性の高いアプリでの通信履歴”があるとなれば、これが1つの動かぬ証拠ということになり得る」

 一方で逮捕状が出ている40代の男は現在、日本国内にはいないそうです。

 今回の事件では、発生当日の少年Aを皮切りに少年B、少年C、少年Dと立て続けに逮捕されていて、事件3日後には、竹前夫婦も逮捕されました。

40代の男は事件の数日後に中国に渡った
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 こうした動きを知ってか知らずか、捜査関係者によると、40代の男は事件の数日後に中国に渡ったといい、さらにその後、東南アジアへ逃亡した可能性があるということです。

 振り返れば、竹前海斗容疑者が確保されたのも羽田空港で、まさに東南アジアに向け出国しようとしていた時のことでした。

なぜ東南アジアに?拠点も?

 なぜ、逃亡先が東南アジアなのか?石原さんは、40代の男のさらに上に“事件の首謀者”がいる可能性を指摘します。

なぜ、逃亡先が東南アジアなのか?
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石原氏
「グループ全体の“黒幕”(首謀者)が、東南アジアに拠点を持つ可能性が高い。なぜ(首謀者とされる)日本の暴力団、中国などのマフィアも含め、東南アジアにそうした拠点をつくることが多いのかというと、現地では公務員を“袖の下で買収しやすい”というところが大きい。“ルフィグループ”もフィリピンの収容所の中で、係官を買収した状態で中からのうのうと日本への犯罪の指令を行っていたということもある。そういう意味では、一番の首謀者が『(40代の)男が逮捕されると自分たちの逮捕が近づいてしまう』。ですから自分たちの安全、自分たちの身のかわいさから、この人間(40代の男)を隠す必要があったということで、命令を下して飛ばした可能性が高い」

 栃木県警だけでなく、警視庁も加わるなど異例の体制で捜査を進めてきた警察ですが、40代の男が海外に逃亡した今、どのように事件の全容解明を進めるのでしょうか?

捜査関係者は「慎重な捜査が求められる」と話す
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阿部記者
「今後は、海外当局と連携して捜査を行うことになる。ある捜査関係者は『捜査が迅速に進んでいることは確か。海外での捜査はハードルが高く、時間がかかる可能性もある。さらに別の場所に逃亡する恐れもあり、慎重な捜査が求められる』と話しています」

(2026年5月27日放送分より)

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