被害を教訓に…新たな取り組み 台風6号 週明け“災害級の大雨”厳重警戒

被害を教訓に…新たな取り組み 台風6号 週明け“災害級の大雨”厳重警戒
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発達しながら北上している台風6号は、来週半ばに本州に上陸する恐れも出てきました。そして、台風と停滞する梅雨前線が影響しあい、台風が近付く前から災害級の大雨となる可能性があります。今回と似た状況となった3年前には、各地で線状降水帯が発生し、大きな被害が出ていて、来週は厳重な警戒が必要です。

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3年ぶり花火大会開催へ 願う晴天

東京都心
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東京都心は29日、午前中から31.6度の真夏日を記録。日差しの強さは増していく一方です。府中市では午後1時前、33.7度。5月の観測史上1番の暑さとなりました。

男性
「頭に氷を乗せるとスッキリする。頭が暑くなっちゃうから。これだと熱中症対策になるし」

静岡
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静岡でもギラギラの容赦ない太陽が。最高気温は31.1度まで上がりました。

女性
「日差しも暑いし、サンダルで来ちゃったね」

男性
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男性
「東京から新幹線で来たが、出た瞬間に日差しが強くて、おー!暑いと思って」

足立の花火
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この天気、何としてでも明日まで…と願うのは、3年ぶりの開催に向け、着々と準備を進めている『足立の花火』の主催者です。約1万3000発の花火が夜空を彩るはずなのですが、2024年は雷雨のため中止。その翌年、ゲリラ雷雨と熱中症を避けて5月に開催するも、強風のため中止となりました。

今年こそは。晴れ予報に肩をなでおろす一方で、こんな不安も。

足立区観光交流協会 安田真人事務局長
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足立区観光交流協会 安田真人事務局長
「今日もそうなんですが、少し風が強い状態なので、風が少し収まってもらえるといいなと思っています。このまま天気が急変しないことを本当に祈っています」

足立区民
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足立区民
(Q.今年はどうですか)
「やってもらいたいですね」
「(運営も)みんな頑張っているので、かわいそうになっちゃう」

防災訓練で災害への備え

台風6号
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そんな晴れの日本列島にジワジワと近づいているのが、台風6号です。今はフィリピンの東を発達しながら北上中で、来月1日から2日にかけて、強い勢力で沖縄を直撃する予想。本州でも2~3日にかけて、災害級の大雨となる恐れがあります。

神奈川県藤沢市
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過去に台風による雨で浸水被害があった神奈川県藤沢市。“梅雨前線が停滞中に台風が接近し、河川が増水している”という想定で水防訓練を行いました。中州に取り残された人の救助など、本番さながら。9つほどの訓練が行われました。今回の訓練で作られた約250個の土のうは今後、災害への備えとして市で保管されます。

藤沢市災害対策課 菅原淳弥課長
「出水期を前に、雨が多く降る前に訓練を取り入れて、日ごろの安全・安心につなげたい」

6人死亡…3年前の“台風と前線”

今回の台風6号、まさにこの想定が実際に起きてしまう恐れが出てきました。

2023年6月
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2023年6月、西日本から中部にかけて3日間、降り続いた豪雨。この時の列島には梅雨前線かかっていて、台風2号からの非常に湿った空気が流れ込み、線状降水帯が次々と発生しました。線状降水帯は高知県や愛知県、静岡県など6県に発生。死者は6人、49人がけがをしました。浸水などの住宅被害は1万棟以上に及んでいます。

今回の台風6号は、3年前の台風2号と同じような時期、同じような進路を辿り、この先、列島付近には梅雨前線がかかる予想です。

ももぱぱのやさい畑 小野田康博さん
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ももぱぱのやさい畑 小野田康博さん
(Q.この白い所まで水が来た)
「来た。この地点で約2.7メートル」
(Q.そこの川の水があふれて)
「あふれるし(本流の)豊川からも流れ込んできた」

愛知県豊川市で農家を営む、小野田さん。案内してくれたのは、1000平米に広がるサトイモの畑です。

ももぱぱのやさい畑 小野田康博さん
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ももぱぱのやさい畑 小野田康博さん
「令和5年の時はジャガイモ作っていたけれど、水につかって全部腐って全滅っていう形だった。サトイモは熱帯の植物で水とかに強い植物なので、サトイモに品目を変えた」

畑は完全に水没
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この場所もあの豪雨で景色は一変。畑は完全に水没しました。農作業に使うトラクターやコンテナなどが破損、被害額は1000万円ほどになりました。

ももぱぱのやさい畑 小野田康博さん
「この辺に畑をかためると効率はいいかもしれないが、被害に遭う時も効率よく被害に遭うもので、あっちを借り、こっちを借り、点々と借りているような感じ」

あえて別々の場所で。防げないリスクは分散するしかありません。

ももぱぱのやさい畑 小野田康博さん
「次来たら、運よく手元にお金があるなんてことにはならないので。そうすると、いよいよ農業も辞めてアルバイトで食いつなぐとかしないといけないかな」

自治会
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迫る災害を自治会レベルで“周知”させる取り組みも始まっています。

豊川市桜町連区 古市修康副連区長
「床上浸水でした。身長175センチあるが、おばあちゃんはここまで水につかって、2階の人に助けを求めたのはそこ」

川沿いの地区で、天気の急変にどう備えるか。

豊川市桜町連区 古市修康副連区長
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豊川市桜町連区 古市修康副連区長
(Q.令和5年の災害を受け設置)
「受けて要請をして。スマホを見ればパッと分かる。被害軽減のために」

防災カメラ
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3年前の豪雨をきっかけに、市に要請し、防災カメラは6台新設したといいます。

豊川市桜町連区 古市修康副連区長
「これだったら、この地区でこんなことが起こっていることが、すぐに分かるのではないかということで。個人的にも知ることができるのではないか。『財産』は保険でなおるけど、被害に遭ってからではなく、遭わない方法はこういうことではないかなと」

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