シンガポールで30日、アメリカのヘグセス国防長官と日米防衛相会談を行った小泉進次郎防衛大臣が記者団の取材に応じ、防衛費をめぐる議論について説明した。
【映像】小泉大臣「さらなる高みに引き上げていくことで一致した」
小泉大臣は、会談では本年3月の高市総理訪米の成果も踏まえ「首脳間で一致した日米同盟の抑止力・対処力を一層強化していく幅広い安全保障協力について、その具体的な実行にスピード感を持って取り組み、日米同盟をさらなる高みに引き上げていくことで一致した」と述べた。
そのうえで「私から、我が国の防衛力の一層の強化に向けた進捗について説明をしたところ、ヘグセス長官からは防衛力を強化しようとする日本の取り組みについて、地域の抑止力を向上させ、地域の平和と安定に一層貢献する取り組みであるとして支持の表明がありました」と明らかにした。
また、「こうした防衛力強化の取り組みについて意見交換する中で、アメリカ側から防衛費についても言及がありました」とした一方で「特定の金額や結論を念頭に置いてやり取りを行っていることはありません」と説明した。
さらに小泉大臣は、ヘグセス長官が昨年10月の訪日時に「尊敬を持ちながら歴史を認識し、また共通の価値観を共有していきながら互いに何ができるかということを進めていく。したがって日本に対して何かを要求するということはない」と発言していたことを紹介した。
そのうえで「今回のやり取りもこの言葉に尽きるというところです」と語った。また「防衛力整備については、自らの国は自ら守ると、この基本姿勢のもと、引き続き我が国自身が主体的な判断で決めて具体的な議論を積み上げていきたい」と述べた。
会談後、ヘグセス長官のスピーチについて問われると、小泉大臣は「非常に前向きに日本の取り組みを、信頼を持って見ていただいているということは感じます」と語った。
さらに「今回の議論の中でも、個人的な信頼関係を積み上げてきたからこそできる具体的な議論」があったとしたうえで「私が大臣に就任して約半年ちょっとですか。その中で今回で7度目という、この緊密な連携があるからこそ、この議論の質が伴ってくるなというものがあった」と振り返った。(ABEMA NEWS)
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