23日午前9時、新たな台風8号が発生し、日本付近はすでに発生していた台風7号と合わせてダブル台風の状況となった。スタジオでは宇野日和気象予報士が今後の進路や影響について解説した。
まず台風の発生数について、宇野氏は「平年だと6月までに約4個ほどの発生だが、今年は8号が午前中に発生したことで、約2倍の発生数になっている」と説明。また「ウェザーニュースの今年の予想は平年より少し多い予想になっている。このまま倍のペースで発生していくという見方ではないが、この先の台風シーズン、発生数にも注意が必要」と述べた。
続いて台風7号の進路予想について解説。宇野氏は「現在、非常に強い勢力でフィリピンの東をゆっくりと北上している。暴風域はこの後北上する予想だ」とし、沖縄については「25日木曜日から27日土曜日にかけて接近する予想で、海は大しけとなり、特に金曜日を中心に警報級の大雨や暴風となる恐れがある」と注意を呼びかけた。
本州付近への影響については「土曜日から日曜日にかけて台風の状態で東日本や西日本の南の海上を進む予想になっている。さらに上陸の可能性もある」と今の段階の見解を説明。
さらに宇野氏は「今の段階で特に大雨になりそうなのが太平洋側の地域だ。コースは大雨をもたらした台風6号とも非常に似ていて、その時も西日本の太平洋側などを中心に大雨となった。同じようなエリアで大雨になる可能性があるので、最新情報に注意が必要だ」と指摘。そして「梅雨前線と台風という2つの組み合わせも大雨に非常に注意が必要なパターンで、台風が近づく前から大雨になるケースもある」と警戒を促した。
さらに台風周辺の暖かく湿った空気が梅雨前線の活動を活発にしているとして、「23日夜の予想天気図では、台風からの暖かく湿った空気の影響で前線の活動が活発になっていて、九州地方では23日夜から24日にかけて大雨の危険度が高まる恐れが出てきている。特に熊本や長崎で24日にかけて土砂災害の恐れもあるので、23日夜は気象情報や最新の避難情報にも注意が必要だ」と述べた。
続いて台風8号については「勢力を7号と比較するとそこまで強くはならない予想だ。金曜日から土曜日にかけて伊豆諸島と小笠原諸島の間を通過する予想で、本州への影響は今のところ小さい」と説明し「8号の影響を受けそうなのは伊豆諸島と小笠原諸島となりそうなので、こちらも最新の進路、まだ進路や時間帯にブレがあるので確認していただけたら」と話した。
週間天気についても「もともと梅雨前線に伴う雨の予想だったが、この先台風が近づいてくるかもということで、さらに雨マークが増えたり、曇りマークのところにも雨マークがずれてきたりする可能性がある。まだ予報にブレがあるということをぜひ覚えていただきたい」と強調した。福岡などにずっと雨マークが付いていることに触れられると、「今のところ曇りや小さい雨だが、1日雨になったり、強まる雨に変わる可能性がある。台風だけでなく梅雨前線の動きにも注意が必要なので、今のうちから大雨の備えをしておいてください」と呼びかけた。
(ABEMA NEWS)

