台風7号と台風8号の「ダブル台風」が日本列島に近づく恐れがある。気象予報士の竹内青空氏が、今後の動向や各地への影響、必要な対策を解説した。
直近の情報で「非常に強い勢力」から「強い勢力」に変わった台風7号は、現在北へ時速10キロで進んでいる。この後は北寄りへと進路を取り、26日には沖縄本島に直撃する恐れがあるという。さらに、週末の27日から28日にかけては本州の南の海上を進む見込みだ。「6月初めに台風6号が同じような進路を取ったが、同じようなところで大雨となる恐れがあり、厳重な警戒が必要」と強い警戒を呼びかけた。
現在、梅雨前線に伴う雨雲も活発だが、竹内氏は26日から27日、28日にかけて前線が日本列島付近に停滞する予想になっているとし、「前線による大雨と、台風による雨の2つが影響を及ぼす可能性がある」と指摘。前線と台風の双方がもたらす大雨への警戒が必要であると説明した。
マリアナ諸島近海にある台風8号は、北西にゆっくりと進んでおり、それほど発達はしない予想となっている。しかし移動スピードが速く、27日午前9時には関東の東の海上に進む見込みだという。
竹内氏は、関東への影響としては台風7号よりも早く、台風8号が追い越す形で影響が出る可能性があると説明。台風8号自体はあまり発達しないものの、「この台風8号からの湿った空気が流れ込んで、さらに大雨の危険度を高める恐れがあるので、より注意が必要」と、2つの台風が相乗効果で大雨をもたらす危険性を指摘した。
これらダブル台風と前線の影響による具体的な雨量について、竹内氏は24日午前9時から27日午前9時までの72時間の積算予想雨量について「300ミリを超えるような大雨となる恐れがある地域がある」とし、「これだけの大雨となる恐れがありますので、十分に警戒をしていただきたい」と呼びかけた。
また、26日に直撃する恐れがある沖縄本島への影響については「25日から次第に風が強まり、26日にはトラックが横転するような危険な風が吹く恐れがある」と警鐘を鳴らした。また沖縄では24日は晴れていることから、風が強まる前の段階で、家を守るためのポイントを紹介。
具体的には、雨戸やシャッターがない窓はカーテンを閉めたり、窓に飛散防止フィルムを貼ったりすること、飛ばされやすいものは家の中に入れること、雨どいにゴミがたまっていると大雨被害が発生しやすくなるため掃除をしておくことなどを挙げた。
さらには、「台風が上陸する可能性もある。まだ予報円が大きい状況なので、西日本や東日本にも影響が出る可能性がある。今後の情報に注意していただきたい」と述べ、太平洋側を中心に大きな影響が出る可能性があるとして、最新の気象情報を随時確認するよう求めた。
(ABEMA NEWS)

