
食料品の消費税の減税を巡る議論が、大詰めを迎えています。与野党で作る国民会議は、取りまとめ案を24日に提示します。
【画像】人気メニューの黒酢酢豚 「食料品消費税1%案」適用された場合は…
食料品消費税「1%」提示へ
さっと揚げたエビにチリソースを絡めて仕上げたエビチリ。さいたま市にある中華料理店では、豊富なメニューの本格町中華を楽しむことができます。
香辛料が効いた中華と相性抜群の生ビールを求め、客から次々と注文が入ります。
客
「辛くておいしい!ビールが進みますね!」
店内飲食の他に、テイクアウトにも対応している店。今、気にかけているのが、与野党で検討を進めている消費税減税案です。
超党派の国民会議では、来年4月から2年間限定で食料品の消費税率を8%から1%に引き下げる、いわゆる「食料品の消費税1%案」が検討されています。
テイクアウト増で経営難?
王龍 広田正叡店長
「店内で食べる値段と比べて、9%引きになるかもしれない。テイクアウトのお客さんが増えると、店で食べる人が減ってしまう」
現在、人気メニューの黒酢酢豚を店内で食べると、消費税10%がかかり1518円。テイクアウトだと、軽減税率8%で1490円です。
仮に「食料品の消費税1%案」が適用されると、テイクアウトは軽減税率1%で1393円となり、店内飲食と比べて125円お得になります。
「店で食べる人が減ると、店でお酒を飲むお客さんも減ってしまう。お酒を飲むお客さんは売り上げ3~4割を占める。単純計算すると、売り上げが3~4割落ちかねない」
与野党で意見集約できるか
23日、中道改革連合と立憲民主、公明の野党3党の幹事長らが消費減税案への対応を協議しました。
中道改革連合 階猛幹事長
「(来年)4月からスタートするのは遅すぎる。物価高は喫緊の課題のため、低所得者への給付を先行して実施すべきだ」
24日、国民会議が開く実務者会議では「食料品消費税1%案」が提案される見通しで、自民党はこの案を月内決着に向けた「たたき台」と位置づけています。
野党と意見集約できるかどうかが注目されます。
(2026年6月24日放送分より)
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