
25日午前7時半ごろ、岩手県沖を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生。青森県階上町では、震度6強を観測しました。公共施設は、空調設備が落下し、天井にひびが入りました。図書館では、5000冊もの本が、棚から飛び出していました。
【画像】「またか…」相次ぐ地震に疲労も 階上町で震度6強 青森・岩手で11人けが

この地震によるけが人は、少なくとも青森県で9人、岩手県で2人、合わせて11人となっています。

震度6弱の揺れを観測した八戸市。
商業ビルの外壁がはがれ落ち、鉄骨がむきだしになっていました。実は、このビル、去年も被害を受けています。

ビルの関係者
「すごいですよ、ほら水浸し。せっかく12月から、新たにスタートしたけど、また、いちから」
青森が強い地震に見舞われるのは、この半年ほどで3回目です。

『みろく横丁』の飲食店店主
「たまったもんじゃない。店の被害はまだいいものとして、人が出なくなっちゃう。12月の地震のときも、繁忙期にもかかわらず、1週間ぐらいずっと、人がめちゃくちゃ減った」

去年12月には、震度6強を観測。このときは、巨大地震発生の可能性が高まっているとして、“後発地震注意情報”が初めて発表されました。そして、4月にも、階上町で震度5強を観測。広い範囲に津波警報が出されました。いずれも地震の規模は、マグニチュード7を超えています。

このエリアで、何が起きているのでしょうか。

東北大学の日野亮太教授によりますと、プレートの境目には、プレート同士が強くくっついた場所がいくつもあります。ここが割れると、大きな地震が起きるのですが、その負荷が、ほかの場所にもつたわって、地震が頻発しているといいます。
気象庁は、今回、後発地震注意情報を発表する基準は満たさなかったとしたうえで、こう述べました。

気象庁地震火山部地震津波監視課 海老田綾貴課長
「この情報が出た、出ない、オン、オフと思うではなく、常に地震が起こりうるということを想定して、みなさんは生活をしてほしい」
多くの地震は、いきなり発生するもので、日々の備えが重要だとしています。
