【日本代表】武藤嘉紀と内田篤人がスウェーデン戦の鍵を解説!シャドー前田大然に注目

 サッカーFIFAワールドカップ2026、日本がスウェーデンとの第3戦へ。まずは、現地の最新情報を見ていきます。森保一監督が試合前日にサプライズです。

“一致団結”森保Jの評価は

 26日に迫ったスウェーデン戦へ向け、ダラスのイベントに集まった日本サポーター。サムライブルーに染まるダラス中心部に、森保一監督がサプライズ登場し、ものすごい熱気に包まれていました!

「日本代表サポーターのみなさんと心を一つにして戦う準備をする方が、あす勝つ確率が上がると思って来ました。みんな最高」

 盛り上がる日本と対照的に、現地のスウェーデン人記者は危機感を抱いています。

「日本が優勢だと思います。スウェーデンより実力が高く、脅威を感じます」
「私は良くて引き分けだと思う。連動性の高い日本のスタイルにズタズタにされるだろう」

 そして、スウェーデン在住のヤン・ヨンソンさん(66)。実は現役時代、サンフレッチェ広島で森保監督とチームメートでした。

「日本の選手は誰もが懸命にプレーするが、森保には統率力もあった。将来、素晴らしい監督になれる素質を感じていたが、その通りになった。スウェーデンを熟知しているだろうから、私の助言は不要だよ」

内田解説 決戦前は?

 現地アメリカに内田篤人さんから最新情報を伝えてもらいます。

「今いるのは、ダラス・スタジアムを一望できる場所なんですが、すぐ隣には、メジャーリーグのレンジャーズの新しい本拠地があります。ワールドカップの試合がある時はメジャーリーグの試合がないように調整されていて、ワールドカップを観戦した翌日にメジャーリーグを見るというツアーもあるそうです」

「日本代表はダラスで最終調整。前日練習を見てきたんですが、カメラは入れなかったので、映像はありません。冒頭15分を見て、いつも通り楽しそうな雰囲気でした。落ち着いていて、気負った感じはなく表情も明るかったです」

「森保監督はミーティングで『スウェーデンに勝って1位突破を決める』と選手たちに再確認したそうです。次の試合もいつも通りしっかり準備して挑むと思います」

武藤に聞く第3戦の戦い方

 ここからは2018年ロシア大会の日本代表で、現在はヴィッセル神戸の武藤嘉紀選手(33)に話を聞きます。

 武藤選手はロシア大会の第3戦で、ポーランドと戦いました。同じグループの他チームの勝敗の行方も気にしながらの勝負はどうでしょうか?

「当然、オランダの結果はかなり気になるところですが、まずは勝つことに集中する。ただ、今の日本はベスト32、16、8を意識するだけの力があるので。どういうメンバーで戦うのかがポイントになってくるかなと思います」

 ここで武藤選手にスウェーデン戦のスタメンを予想してもらいました。

「3戦目で疲労を考慮して、選手を大幅に入れ替えるのではないかと思ってます」

 チュニジア戦のスタメンから8人代えてきている予想です。24日の宇佐美貴史選手は「あまり代えないだろう」という予想でした。

 どちらもあるとは思いますが、これだけ大幅に入れ替えるという意図は何ですか?

「まず、3戦目で3試合しているということで、3戦目というと疲労もたまってくる。そこで疲労を残さずにベスト32、決勝トーナメントを見据えるという形では、選手を休ませることも大事になってくると思うので。休ませたといっても、(出場する選手は)同じクオリティーでできる選手がそろっています。それを見据えて、このメンバーにするのではないかと僕は思っています」

2人に聞く第3戦のポイント

 内田さんはどうでしょうか?

「ここの予想はすごい難しいと思います。注目したい点でいうと、前線の1列後ろ。シャドーと呼ばれる選手たちに注目したいなと思っています。スウェーデンはディフェンス5枚に中盤3枚をしっかり並べて守ってくるんです。日本は中盤3枚の脇をシャドーの選手がうまく使えると、いいシーンが作れるのではないかと」

「スウェーデンのオランダ戦での失点シーンを見ると、スウェーデンはディフェンス5枚、中盤3枚。先ほど言ったように作って守ってきます。そこでオランダは18番の選手が中盤の脇に下りてボールを受けるんです。そうすると、スウェーデンのサイドバックは下がった18番と外に上がってきた選手、どちらを守ったらいいか判断が遅れます。そして対応も遅れるので、結果クロスを上げられて失点してしまいました。このようにシャドーの選手が中盤の脇をうまく使って、サイドの選手と連係すると、日本は得点のチャンスを作れるのではないかと思っています。シャドーの選手の動きに注目です」

 武藤選手はどうでしょうか?

「実は僕もシャドーが大事だと思ってます。特に前田大然選手。彼がチュニジア戦で休めたことは、かなり大きいと思っています。彼のプレス強度とランニングスピードはスウェーデン代表選手の想像のはるか上をいくと思います。その予測できない動きから得点が生まれるのではないかと」

「前半は堅く戦って、後半に中村選手、上田選手、堂安選手、伊東選手などを投入して流れを一変させる形がいいのではないか、それがあり得るのではないかと思っています」

武藤が見る注目選手は?

 他に考えられる得点パターンの可能性としては?

「日本の素早いポゼッションでテンポ良くボールを回して相手を疲れさせます。そうすると、一人ひとりが遅れてボールにプレスに行くことになって、我慢できずにズレが生じてサイドにスペースが空く。そこでボールを受けることができれば、多くのビッグチャンスが生まれると思います」

 注目の選手は?

「チュニジア戦の佐野選手のようなアシストからのゴールが再現できると、ゴールの確率がかなり上がってくるのではないかなと」

 佐野海舟選手(25)の強さ、武器というのはどこだと思いますか?

「とにかく、守備でも攻撃でも戦い抜けること、走り続けること。その強度は今の日本には欠かせないものなので。彼の活躍なくして、日本の勝利は難しいのではないかなと。でも彼ならできると思います」

 他に挙げるとしたら?

「前田選手と…みんなキーマンですね」

 メンバーを代えたとしても選手層が厚いがゆえに、日本の戦いができるという見立てでもあると?

「間違いないですね」

第3戦のスコア予想は?

 ずばり、スウェーデン戦のスコアを予想すると…?

「2対1です!」
「接戦になると思います。相手も勝たなくてはいけないですし。しっかりとした守備から入って、奪った後に縦に速くプレーしてゴールに直結する。左右に揺さぶりながら、サイドを崩してゴール。両方のパターンを今の日本はできるので、そこでスウェーデンは日本代表を抑えることができないのではないかと。しかし、前線の2枚がかなり強力です。この2人の個人能力からの1失点というのは、もしかしたらあるのではないかというので、2対1にさせていただきました」

 総得点でいうと、日本はたくさん点を取りたいと思いますが、3戦目は相手はなかなか…?

「相手も勝ちたいですし、日本の良さもリスペクトしてると思うので、大きな差になるのは難しいですが、日本もできるとは思いますけど、堅くいって2対1にさせていただきました」

(2026年6月25日放送分より)

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