
ワールドカップでの敗退を巡り、韓国で混乱が続いています。韓国政府は6日、新たな組織を立ち上げ、サッカー協会の組織運営などについて調査に乗り出します。
韓国代表監督 米国に出国
5日、韓国プロサッカーリーグの試合が行われた会場。今もサポーターの怒りは収まりません。
サッカーファン
「批判されるのが怖いから、辞任したとしか思えない」
ワールドカップのグループステージ敗退をきっかけに混乱に陥っている韓国サッカー界。辞任表明をした洪明甫(ホン・ミョンボ)監督の動向が注目されています。
ワールドカップから帰国した2日後、空港には再び洪明甫氏の姿がありました。家族が住んでいるアメリカ・ロサンゼルスへと向かったといいます。
海外メディアは「殺害予告が続いていて、安全上の理由から出国した」と伝えました。
怒りの矛先が向くのは、監督だけではありません。
サッカーファン
「選手たちは一生懸命やったと思うけど、協会や指導者の無能さが露骨に露呈したと思います」
協会に「特別監査」実施へ
韓国政府はサッカー協会に対して「特別監査」を実施する方針を明らかにしました。
ANNソウル支局長 岩本京子記者
「特別監査の具体的な内容はまだ明らかになっていない。監督の選任手続きや協会の運営に問題がなかったかが、詳しく調べられるとみられる。韓国では現在、代表の強化よりもサッカー協会のガバナンスを問う声が強くなっているため、今回の特別監査では協会幹部の責任追及だとか、制度改革に向けた内容になるのではないか」
きょう新団体発足で改革へ
韓国政府は、サッカー界の改革に乗り出しています。
6日午後には「Kサッカー革新委員会」が正式に発足。ヨーロッパの強豪クラブやJリーグで活躍した朴智星(パク・チソン)氏が共同委員長に就任します。
また、与党は国会での公聴会の開催も検討しています。
岩本記者
「公聴会には証人として洪明甫監督とサッカー協会の鄭夢奎
(チョン・モンギュ)会長を呼び出す計画。洪明甫監督が週末にアメリカに渡ったということもあり、この公聴会が開かれるのは、しばらく先になる見通し」
(2026年7月6日放送分より)
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