
フグで有名な山口県で、数年前からマグロがとれるようになり熱視線が送られています。「冬は大間、夏は山口」とブランド化を期待する声も上がっています。
山口のマグロに熱視線
海面から飛び出す大きなシルエット。「海のダイヤ」と呼ばれる高級魚・クロマグロです。
5、6年ほど前から山口県の日本海側で魚群が見られるようになり、今、最盛期を迎えています。
関係者からは、漁業活性化の起爆剤になればと期待の声が上がっています。
「冬は大間のマグロ、夏は山口。代表的な魚になっていければ」
一時は絶滅が危惧されたクロマグロですが、国際的な漁獲管理によりその量は急速に回復しました。
水産研究・教育機構 水産資源研究所
中塚周哉副部長
「(将来産卵をする)小型のマグロの漁獲はかなり厳しく規制をした。それが(資源量回復に)効果があったと我々はみています」
日本周辺を季節ごとに回遊するクロマグロ。有名な青森県の大間は9月から12月、山口県では5月から7月にかけて魚群が現れるということです。
次々と水揚げされる山口県産のクロマグロ。夏に楽しめるその味は?
去年は1億円超の水揚げ
角島漁協では3年前から全国各地でマグロの処理方法を学ぶなど準備を進め、去年から本格的に操業を始めました。
去年は20日間の操業で1億円を超える水揚げ高があったといいます。
角島漁協 阪井章二組合長
「マグロをやることによって将来漁師になりたい人も増えるかもしれない。夢や希望がある仕事だと私は思っています」
昨年度、山口県内の漁獲は過去最高の124トンに上り、今シーズンも好調です。
巨大200キロ 過去最高値
セリ会場には34本のクロマグロが集まりました。中でも注目の的は、角島漁協が釣った201キロの巨大マグロです。
競り落とされる値段は状態によってピンからキリまでありますが、平均すると1キロ3000円ほど。
1キロ7200円。1本で140万円オーバーの市場での過去最高値となりました。
マグロは大半が東京・豊洲に運ばれ、高いものでキロ1万円以上の値が付くといいます。
仁井田商店 仁井田龍道専務
「サッパリしていてマグロの酸味もあってすっきりと食べられる」
夏モノはさっぱりとした味わいでうま味が濃いといいます。関係者はブランド化につながることを期待しています。
阪井組合長
「山口にはフグ・アンコウ・キジハタ以外にもマグロもあるんだと見せてあげたい」
(2026年7月6日放送分より)
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